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★お年寄り確認、悩む自治体 親族住所地、すでに更地
いるはずの住所にいない高齢者―。
所在の確認ができない100歳以上のお年寄りが東京都内で相次ぐ。
足立区の都内男性最高齢者とみられる男性が30年以上も前に
亡くなっていたことをきっかけに、多くの自治体が「生存」の確認作業を始めた。
ただ、確認に時間がかかるケースも目立っている。
■消息の情報はなし
都内最高齢の「113歳」の古谷ふささんの住民登録があった杉並区。
区は3日、古谷さんの長女(79)が「一緒に住んでいるはずだ」と話した次男(71)の
住民登録がある千葉県市川市と連絡を取りながら、所在確認を急いだ。
区によると、次男は同市に1981年から住民登録されていた。
区と市職員が次男の住所地を訪れたところ、更地が広がっていた。
この土地には一年半前までアパートがあった。アパートを管理していた不動産業者の説明では、
次男は81年3月から約2年間入居していたという。その後、転居したが、住民登録は変わっていなかった。
区側は「いつ、どこに、誰と住んでいたのかなどについては確認できない」。
また、区は都内に住む古谷さんの次女(74)と電話で連絡を取り、
警視庁も次男の居場所を突き止めたが、消息に関する情報はなかった。
2005年9月、厚生労働省が発表した長寿番付で、女性の一人が所在不明だったことが分かり、
同省が各自治体に安否確認を求めたが、区はこの時も古谷さんの所在を面会や電話で確認していなかった。
今回の不明事案について田中良区長は会見で「今後は本人と直接面談することを基本に考える」と述べた。 (続く)
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