10/08/04 00:04:53 0 BE:685842645-PLT(12556)
日本振興銀行(東京都千代田区)の銀行法違反(検査忌避)事件で、同行が商工ローン大手
「SFCG」から買い取った債権などを実態不明の投資会社3社に転売していたことが3日、
関係者への取材で分かった。投資会社はSFCGとの債権二重譲渡問題が発覚した直後に
設立されており、問題債権を決算から切り離し、損失を隠す目的があったとみられる。
東京地検は同日、同罪で前会長の木村剛容疑者(48)ら4人と法人としての同行を起訴。
警視庁捜査2課はSFCGとの債権取引に関する出資法違反の疑いや、融資先による
企業群「中小企業振興ネットワーク」を利用した見せかけ増資などの疑惑について
捜査を継続する。
関係者によると、債権転売の受け皿となった投資会社はいずれも平成21年3月に設立された
「アリゾナ・キャピタル」「アラスカ・キャピタル」「アラバマ・キャピタル」の3社。
本店はネット会員企業の「中小企業管理機構」が所有する千代田区内のビルに登記されているが
フロア案内に社名は見当たらず、振興銀の債権回収問題に詳しい弁護士は3社を
「ペーパーカンパニー」と指摘している。
振興銀は19年以降、SFCGの貸付債権を買い取る取引を開始。しかし同社が21年2月に
破綻(はたん)した直後、信託銀行などに約700億円の債権が二重譲渡されていた問題が
発覚した。同行はこうした問題債権の一部を買い取らせて別会社に飛ばすため、
投資会社を設立した可能性が高いという。
*+*+ 産経ニュース 2010/08/04[00:04:53] +*+*
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