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・2日から始まった衆院予算委員会で千葉景子法相が、最大野党である自民党の追及を受けた。
「国民の支持目当てに死刑を執行した」と断定されたことにぶぜんとした表情。
「(死刑を)職務として承知し、それに沿って執行させていただいた」などと
「恣意(しい)的な運用」との見方を強い口調で否定した。
「議員を落選した大臣を続投させるなんて民意の否定そのものだ」。
自民党の柴山昌彦氏の菅直人首相への追及に、千葉法相は首をかしげるしぐさ。
首相は「法相として適任」などと従来の主張を繰り返した。
柴山氏は「野党議員時代に北朝鮮による拉致実行犯の釈放要求に賛成した」といった
千葉法相の過去の言動を挙げ、「死刑廃止論者であるから、廃止世論を盛り上げるために
刑場公開を打ち出したのだ」と指摘。法相は「まったくそのようなことは考えてもおりません」と反論し、
存廃両論にらみの対応であるとの姿勢を示唆してみせた。
これに先立つ与党・民主党の議員からの質問では、「1票の格差是正」をめぐって千葉法相に対し、
「70万票近くも得ながら議席を失ったことは気の毒だ」(岡島一正氏)との同情が示された。
法相は「私がとやかく申し上げる問題ではないかもしれないが、国会の場で格差問題が議論・
検討されることを望みます」などと応じた。
この日、野党のトップバッターとして質問に立った谷垣禎一自民党総裁は、菅首相との間で
基本政策関係の論戦に終始。法相続投など個別案件に踏み込まず、身内の自民議員など
野党サイドから「何でもっと追及しない」とのヤジを浴びた。与党から「今日は谷垣総裁の
“優しさ”に助けられた」(民主党予算委委員)との声も聞かれた。
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