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前年同月比で増加が続いていた秋田空港発着のソウル便の利用者数が、6月は8か月ぶりに
前年同月割れとなったことが、秋田空港管理事務所のまとめでわかった。
秋田県内でロケが行われた韓国ドラマ「アイリス」の本国での放映終了から半年が過ぎ、
韓国人観光客が大幅に減ったためで、このままドラマ放映前の低水準に戻ってしまうのか、
関係者は気をもんでいる。
アイリスは、県が韓国からの観光客を期待してロケ地誘致を行い、
県内20か所で撮影が行われた。韓国では昨年10~12月に週2回のペースで放映され、
平均視聴率は30%を超える人気ぶりだった。
県内でアイリス効果が顕著に出始めたのは昨年11月から。その前の3か月は前年同月比
17・1~48・5%の減少で推移していたソウル便の韓国人の利用者数は、一気に2・7倍に増加した。
今年1月には、増え続ける韓国からのロケ地ツアーに対応するため、飛行機の機体を大型化するなどした結果、
3・7倍の4819人にまで膨れあがった。
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