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例年にない猛暑が続く中、古い扇風機の出火事故が相次いでいる。
経済産業省所管の独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)の調べでは、
扇風機でモーター部分がショートするなどして起きた発火や火事が6月以降、8件発生。
そのうち6件は、10年以上前から使用されている扇風機によるものだ。
NITEでは「あまりの暑さで、古い扇風機を押し入れから出す家庭も多いと思うが、
まずはおかしな点がないか点検して」と呼びかけている。
NITEによると、扇風機による発火事故は2009年3月までの5年間に105件発生し、
3人が死亡、10人が重軽傷を負っている。このうち70件が10年以上使った扇風機に
よるものだった。長年使用してモーターのコイルがすり切れ、ショートしたケースが多い。
今年に入ってからも、6月29日に茨城県で起きた火災や、7月7日の大阪府の火災では、
40年以上使われ続けた扇風機が出火元となった。
NITEでは「ほかの家電に比べ、扇風機は長い年月使用されるケースが多いが、
メーカーが定めた標準使用期間は5~10年。製品の寿命を考えて」と、注意を呼びかけている。
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