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【北京=矢板明夫】中華人民共和国の建国の父である毛沢東元主席の孫で、
中国軍事科学院戦争理論・戦略研究部の副部長を務めている毛新宇氏(40)が最近、
中国軍の少将に任命され、最年少の将軍となった。中国各紙が伝えた。
新宇氏は毛元主席の次男、毛岸青氏(1923~2007年)と作家で撮影家協会主席を務めた邵華氏(1938~2008年)との
間に生まれた長男で、1992年に人民大学歴史学部を卒業、中央党学校などを経て軍隊に入り、2003年に軍事科学院で
博士号を取得した。博士論文のテーマは「毛沢東の戦略思想研究」だった。
新宇氏の少将昇進についての正式発表はないが、複数の中国メディアが7月末、少将の肩章のついた軍服を着て地方を
視察する新宇氏の写真を撮影し、少将に昇進したことが確認された。中国軍では少将昇進は45歳以後が一般的。
新宇氏の異例に早い出世について、インターネット上で「祖父の七光」と批判する声もある。
新宇氏の少将昇進が話題になったのは2度目。昨年9月末、一部の香港紙が「10月1日の建国60周年の式典を前に
毛新宇氏が少将に抜擢(ばってき)された」と報じたが、新宇氏はその直後に中国メディアの取材に対し
「私はまだ大佐だ」と報道を否定していた。
新宇氏は軍人であると同時に、国の諮問機関、全国政治協商会議の委員も務めている。「毛沢東の業績を永遠に
記念するために、その誕生日と命日を法定の祝日にすべきだ」と提案するなど、これまでは保守派としてメディアで
話題になることが多かったが、今後は将軍として、メディアや軍に対する発言力、影響力がますます強くなるとみられる。
ソース:産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
写真 10月1日に建国60周年を迎える中国で、故毛沢東主席の孫で、軍人の毛新宇氏が注目を集めている=2009年9月29日撮影(ロイター)
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