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韓国俳優のチャン・グンソクが、11月に東京ドームで初の単独公演を開催した。韓流ドラマを通じて人気に火が付いた
グンソクだが、韓国では日本ほどのカリスマ的な人気はない。韓国メディアのイ・ユグン記者は、自身のブログに「チャン・グンソク、
韓国では水風呂、日本では熱湯風呂」という記事を執筆し、グンソク人気について考察した。
ブログでは、グンソクが主演の映画『きみはペット』が最近韓国で公開されたが興行成績は伸び悩んでおり、公開から1週間で
動員23万人という成績は、今後100万人を動員しても「失敗作」になる可能性が高いと語った。
記者は、日本で圧倒的な人気を獲得するグンソクが、韓国で評価されないのは、グンソクの発言や態度に多くの韓国人が
拒否感を示しているからだと指摘する。「日本メディアのインタビューで『世界のプリンスになるのが夢。世界征服を夢見ている』と
発言した」とし、このような虚勢を張る発言や、キザな感じを与えるところが韓国では嫌がられていると紹介した。
だが、「日本人はそんなグンソクが好きだ」とし、この違いは日本と韓国の文化や生活様式の違いにあるのではないかという。
ドラマなどに登場するキャラクターは、その国の社会的な雰囲気とは正反対の世界が好まれる傾向があると述べる。日本社会は
自分たちにはない「エネルギーに満ち溢れ、野望を持つ存在」を、韓国も自分たちにはない「謙遜し、純朴な雰囲気を持つ存在」
をそれぞれ求めるため、グンソクは韓国より日本で人気を獲得したのだろうと考察した。
韓国人ブロガーの一夜の演芸家セクション（ハンドルネーム）さんも、「グンソクは日本で大成功したが、韓国では苦戦を
強いられている」とグンソクの人気は日韓で温度差があると述べた。
「韓国の大衆はチャン・グンソクに良いイメージ感じていない。虚勢を張るような発言で論争を巻き起こしたり、感情表現を
正直にはつらつと答える彼の姿は『チャラくふざけている』という印象を与えた」と韓国での反応について紹介した。
筆者は、韓国の大衆は「保守的な傾向」を持っているため、芸能人のような公人に対して道徳的な責任を求めるという。
グンソクの言動は韓国の大衆が求めるものとはかけ離れているため、結果的にあまり評価されないのだろうと考察した。
ソース（サーチナ） URLﾘﾝｸ(news.searchina.ne.jp)