11/12/08 17:31:56.22
国策シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)は8日、東アジアの経済統合を通じた経済的利益を最大化するために日本、
中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)と個別に自由貿易協定(FTA)を締結することが望ましいとする報告書を発表した。
経済統合シナリオを四つに分けて分析した報告書「東アジアの統合戦略」によると、韓国はこれら3カ国・地域とFTAを
それぞれ締結すれば、国内総生産(GDP)が4.14~6.09%、輸出が6.87~9.81%増え、最も高い経済効果を得る。
ASEANと韓日中3カ国を一つに合わせる「ASEANプラス3FTA」ではGDPが3.44~5.17%、輸出が6.12~8.84%
増加する。韓日、韓中による二つのFTAシナリオではGDPが2.81~4.32%増、輸出が5.34~7.75%増となる。
韓日中3カ国によるFTAシナリオではGDPが2.10~3.38%、輸出が4.58~6.77%増加し、四つのシナリオで最も
効果が低かった。
韓国としては発効中のASEANとのFTAに続き、日本、中国とそれぞれFTAを締結する場合、経済的利益が最も多く、
日本や中国としては韓日中3カ国のFTAが最も有利ということになる。
一方、東アジアの統合は韓日中3カ国を中心に経済協力を進め、後に東アジア全体に拡大することが望ましいと報告書は
提案した。
ソース(聨合ニュース) URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)