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【中国】食事客がいるのにDDT噴霧で消毒、26人が急性中毒=貴州の飲食店[12/07] - 暇つぶし2ch1:忍法帖導入議論中@検討スレ@水道水φ ★
11/12/07 17:40:37.57
∞客がいるのにDDT噴霧、26人が中毒=貴州の飲食店

 貴州省貴陽市にある飲食店「大掌櫃黔味坊」で4日夜、食事をしている客がまだいるのに従業員が
DDTを使って店内の消毒を始めた。客26人が急性中毒の症状を示し、一部が入院することになった。
中国新聞社などが報じた。

 貸し切りの各個室にいた客が中毒した。中毒したひとりによると、9時すぎに入店したが、十数分後
におかしな臭いがして、鼻水などが出てきた。風邪のせいだろうと思っていたが、同席した人も奇妙な
臭いがすると言い出した。居合わせた人は皆、咳(せき)が止まらなくなくなった。意識がはっきりしな
くなる人もいた。

 個室を出ると、マスクをした従業員3人が、客がいない別の個室で薬品を噴霧していた。残っていた
客が次々に店外に逃げ出した。全員が咳き込み、何度も吐いている人も多かった。鼻血を流す人も
いた。病院で治療を受けた一部の客は、入院することになった。医師は、DDTによる急性中毒と診察
した。

 当局の調べで、店は「DDT80%乳剤」と表示された薬品を使っていたことが分かった。店の責任者
によると、2年間にわたり同じ薬を使って消毒を続けてきた。「これまでも、お客様がまだいる時に消毒
したことがあるが、問題はなかった」という。今回の問題は「偽の薬で起きた可能性」があるとして、
当局に鑑定を依頼する考えだ。

 貴陽市南明区衛生監督所の副所長によると、問題を起こした店を検査したところ、残っていた薬品
臭がDDTのものだったことは確実だった。DDT、特に80%の溶液は屋外で使う農薬として作られてお
り、店舗などでは毒性の低いピレスロイド系の薬品を使う規則だという。同副所長は「DDTを使った
実例を見るのは久しぶりだ」と説明した。

 同店従業員は、DDTを十分に希釈せずに噴霧していたとみられる。貴陽市愛国衛生運動委員会の
専門家は、消毒するという考え方は間違っていないと述べる一方で、「いいかげんな方法で客の健康
に危害を与えるのは無責任」、「経営者に知識がない」などと批判した。

**********

◆解説◆
 DDTは19世紀に初めて合成され、1939年に殺虫効果があることが分かった。安価で効果も高いため、
1940年代から盛んに用いられ、伝染病の予防や農業生産の向上に貢献した。しかし1960年代からは、
自然界で分解されにくく、人体に蓄積され発癌性(はつがんせい)などの問題もあるとして、製造や使用
を禁止する国が相次いだ。日本では1971年に農薬としての使用が認められなくなり、81年には製造も
輸入も禁止された。

 中国は2008年までに害虫駆除剤のDDT、BHC、クロルデン、マイレックスの使用を禁止することを決
めたが、現在でも出回っている。

 DDTは全世界で年間100万-150万人の死者を出しているマラリアを媒介するハマダラカの撲滅には
極めて有効だとの意見があり、残留性有機汚染物質の規制を決めた「ストックホルム条約」も、マラリア
対策も限定したDDTの使用は認めている。(編集担当:如月隼人)


ソース:サーチナ 2011/12/07(水) 15:26
URLリンク(news.searchina.ne.jp)


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