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○サムスン 米企業とバイオ後発医薬品の合弁会社設立
サムスンバイオロジックスは6日、自己免疫疾患やがん治療用抗体のバイオシミラー
(バイオ医薬の後発医薬品)の開発と商業化に向け、米バイオ医薬大手のバイオジェン・
アイデックと合弁会社を設立する契約を締結したと発表した。
合弁会社の資本金は3億ドル(約233億円)で、出資比率はサムスンバイオロジックスが
85%、バイオジェン・アイデックが15%。
サムスンバイオロジックスはサムスンと米クインタイルズによる合弁会社で、4月に設立
された。韓国・仁川市の松島に米食品医薬品局(FDA)の認証を取得できるバイオ医薬品の
生産プラントを建設中だ。
来年3月に設立される合弁会社は両社が独自的に開発してきた細胞株を共同利用し、
臨床試験を実施するほか、FDAなどの承認を得たバイオシミラーを世界市場に販売する
計画だ。
サムスンバイオロジックスは大規模な事業推進による技術的、財務的リスクを最小限に
抑え、新規事業の競争力を強化できると見込んでいる。提携を通じ、バイオ医薬品事業に
必要な製品開発と臨床、許認可、製造、販売力すべてを備えることになる。
同社はサムスングループのバイオ医薬品事業の軸となり、バイオシミラーだけでなく、
バイオ新薬を開発、生産、販売するグローバル製薬企業への成長を目指している。
バイオシミラーの研究開発センターは松島にある同社の敷地内に建設される。来年までに
完成させる計画で、確保した約100人の研究者を200~300人に拡大する方針だ。
□ソース:聯合ニュース
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