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∞中国遺棄兵器訴訟:外務省の課長ら担当者が初証言
旧日本軍が中国に遺棄した毒ガス兵器で被害を受けたとして中国・吉林省の19歳と15歳の少年
2人が日本政府に賠償を求めている訴訟で、外務省の課長ら2人が5日、東京地裁(小林久起裁判長)
の口頭弁論に証人として出廷した。原告弁護団によると、遺棄兵器を巡る訴訟で国の担当者が証言す
るのは初めて。
原告側は、外務省が少年らの04年の事故以前に実施した現地調査で、同じ地域での被害を聞いて
いたのに対策を講じなかったのは違法と主張している。
証人尋問には、外務省の中国・モンゴル課長が出廷。課長は91年に同行した現地調査で、吉林省
敦化市内で1950年代に被害を受けたという農民2人と面談したことを認めたが「当時、中国側が
1000人規模の被害があったと説明していた事例の一つだと考え、個別の対策を期待するものでは
ないと理解した」と証言し、対応に問題はなかったとの認識を示した。調査団長だった元職員も出廷
し、「中国から具体的な場所の調査を要請されたことはなかった」と述べた。
遺棄毒ガス事故を巡る同種訴訟は過去に3件あり、2件で原告側敗訴が確定。1件が東京高裁に
係属している。【野口由紀】
ソース:毎日jp 2011年12月5日 21時38分
URLリンク(mainichi.jp)
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