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[社説]日本大法院のわい曲された「靖国歴史意識」
日本の慢性的な「歴史痴呆」症状がまた再発した。 靖国神社に合祀された韓国人らの遺族
約250人が要求した韓国人犠牲者合祀撤回訴訟で日本大法院が訴訟を棄却したのだ。
大法院は合祀は靖国神社が判断、決めたこととして日本政府の責任を回避した。さらに
あきれるのは遺族たちに合祀を通知したと言って、遺族たちに何かを強制したり具体的な
不利益を与えたことではないと付け加えた点だ。願わない戦争に引きずられて行って
死んだか生きているかもしれぬ遺族たちに犠牲者を勝手に合祀しておいて強制しておらず
不利益を与えたわけでもないと主張するのは人間の道理に合わない。人が死ねば
故人でもその遺族が望む方式で葬儀を行って魂を慰める人の歴史の基本も分からない
日本大法院の判断だ。
靖国神社に安置されれば神になるという彼らの空しい主張を美化するために
本人の意志と関係なく合祀された韓国人が2万1千人余りだ。台湾人も2万8千人余りにも
なる。生きては強制徴用されて死んでも強制収容されていることだ。2次世界大戦
当時靖国神社は宗教施設でなく日本の侵略戦争を美化する国民教育の場としての
役割がより大きかった。神社は当然軍部管轄であったし最高責任者は現役陸軍
大将だった。韓国人犠牲者を合祀したことに対して日本政府が責任がないと主張する
日本大法院の常識が疑わしい。
独島(ドクト)領有権問題に歴史教科書わい曲などで韓日関係が悪化している時だ。
日本大法院の今回の決定は両国関係はもちろん2次大戦犠牲国の中国からも激烈な抗議を
受けるだろう。日本は自ら孤立している。時代錯誤的な日本大法院の歴史認識を
嘆く。わが政府も今回の決定に対して実効的な対応策を出さなければならない。
それよりさらに先んじなければならないことは日本人たちの徹底した過去反省だ。
釜山日報
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