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キム・ヨナをIOC委員に推挙も、1日足らずでHPが閉鎖=韓国
2011/11/29(火) 11:05
自称オーストリア人のキム・ヨナ選手の大ファンがホームページを開設し「キム・ヨナを
IOC(国際オリンピック委員会)委員に推挙しよう」と呼びかけたことが韓国内で28日に
話題となったが、1日足らずで閉鎖されたことが明らかになった。韓国の複数メディアが報じた。
報道によると、ハンドルネーム・トーマス氏はキム・ヨナ選手の大ファンだと自己紹介をし、
「キム・ヨナ選手がIOC委員になることを願う」と意図を説明。キム選手が平昌冬季五輪
招致で大きな役割を果たしたとたたえ、「これからは世界が認める公人」「キム・ヨナが
IOC委員になることは正しい」などと主張した。
ホームページはキム選手の英名Kim yu-naを使用してwww.kimyu-naにし、
英語、韓国語、ドイツ語の3言語に対応している。サイト上ではキム選手がIOCの委員に
なることについて賛否の投票が行われ、28日午後から投票数が急増し、午後6時ごろに
は賛成票3万票を超える勢いも見せた。
これについて、キム選手のマネージメント社は「キム・ヨナ選手とは関係がない。
サイトに対する対処は29日に具体的に論議する予定だ」と明かした。
韓国メディアは28日、「外国人がキム・ヨナをIOC委員に推挙」と同話題で持ち切り
状態だった。一部ではサイト内にあるショッピングモールの広告と口座番号を明記して
募金を呼び掛けていることや、さらにその口座名義がイ・ジェミンという韓国人の名前に
なっていることなどに、疑問を呈するメディアもある。
午後から順調に投票を伸ばしていたはずのサイトは、午後8時30分に閉鎖され、原因も
確認されていない。韓国メディアはキム選手が現在ユースオリンピックの広報大使を務めて
いることに言及し、「キム・ヨナがIOC委員になりたくて第三者を使ってそのような
サイトを開設したとの誤解を招きかねない」と懸念を示し、所属事務所に素早い対応を求めた。(編集担当:金志秀)
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