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【平壌発=姜イルク】サッカーのW杯2014年ブラジル大会アジア地区3次予選の朝・日戦(平壌、15日)を
観戦するために約150人の日本サポーターが朝鮮を訪問した。日本サポーターたちは、「(朝鮮に対する)
悪い印象が完全に変わった」「ガイドをはじめ、みんな親切な人たちだった」「意外に人間味があふれていて、
すぐに打ち解けられた」「今回の交流が相互理解と和解につながれば」「また機会があれば行ってみたい」
などと感想を述べた。
両国の関係が極度に悪化している中で実現した日本サポーターの訪朝は、内外の注目を集めた。朝鮮国際
観光総局関係者によると、2泊3日コース(14~16日)に71人、3泊4日コース(14~17日)に85人が参加した。
日本サポーターのほかに朝鮮への関心と興味を持っていた人たちも多く、参加者たちは日本当局が朝鮮への
「渡航自粛」を求める中で「合法」的に朝鮮に訪問できる絶好の機会だと捉えたようだ。
一行は、滞在中に試合観戦以外にも万景台、地下鉄、チュチェ思想塔、党創建記念塔など平壌市内の各地を
巡り、3泊4日コース組はさらに板門店や開城市内も参観。統一通りにあるアヒル専門レストランでの焼肉も
楽しんだ。
彼らには日本政府から「観光を控えるように」との指導が事前に行われていたが、意に介す人はいなかった。
朝鮮に対して、食べるものもなく貧しい国というイメージしかなかったというN氏は、すばらしいホテルや
高層マンション、また活気に満ちた平壌の街並みを見て、日本で聞いていた話とまったく違い、驚きの連続だった
という。試合での朝鮮サポーターの応援ぶりに「一言で圧倒された。日本ではあのような応援は絶対にできない。
マスゲームを見ているようだった。機会があれば再訪して『アリラン』公演を観てみたい」と話していた。
またK氏は、市民たちの清潔感ある服装がとくに印象的だったと述べ、「朝鮮を見る目が完全に変わった。
今回訪れた人みんながそうではないか」と話した。
今回の日本サポーターの訪朝は、空港での4時間にわたる入国審査から始まった。しかし彼らは不満と
不快感だけを示したわけではない。
東京都在住の30代男性は、「税関検査が厳しくて驚いたが、9月に来日した朝鮮代表も日本の税関で同じような
対応を受けたと聞いている。日本側がそのような対応をしなければよかった」と述べ、両国の関係改善のためには
互いの理解と交流を深めなければならないと話した。
日本代表応援団のツアーガイドとして日本から同行した20代の同胞男性によると、ツアー参加者たちは朝鮮に
対して好印象を抱いたようだと話しながら、「とくに料理がおいしく、とても満足していた」と話した。
ソース 朝鮮新報 2011年11月25日
URLリンク(jp.korea-np.co.jp)
試合を観戦する日本サポーター
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金日成スタジアムで行われた朝・日戦
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