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【経済ニュース】 2011/11/22(火) 13:28
ウォン安が続く韓国では、輸入に頼る食料品の価格が急激に
上昇している。第3四半期(7-9月期)の消費者物価指数が上昇した
ばかりか、労働コストも大幅に上昇している。中国新聞社が21日付で報じた。
米国国債が格下げされたことやスイス、イタリアなど欧州の
財政危機がさらに悪化した影響を受け、韓国ウォンは2011年7-9月期に
大幅に切り下げられた。9月末の時点で韓国ウォン対米ドルレートは
1178.1対1であり、6月末(1067.7対1)に比べて100ウォン以上も下落した。
ウォンの下落を受け、韓国では輸入に頼る食料品価格が急激に上昇、
7-9月期における低所得層のエンゲル係数(支出総額に占める食費の割合)は
過去7年間で最高を記録した。韓国統計庁は20日、低所得層のエンゲル係数は
22.8%に達し、昨年同期比で0.3%増となったと発表した。また、同時期の
消費者物価指数も昨年同期比で4.8%増となり、08年以来の高い水準となった。
また物価の大幅な上昇を受けて、企業の平均賃金の上昇率も過去5年間で
最高値を記録している。韓国経営者協会によると、社員100名以上の企業
764社で調査を行なった結果、11年の平均労働賃金の上昇率は5.4%で、
昨年同期比で0.2%増となった。(編集担当:及川源十郎)
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