11/11/22 19:51:17.00
ハンギョレ新聞 原文入力:2011/11/21 18:57(1266字)
クォン・オソン記者
国軍の日を迎え‘韓米軍事同盟 寄与 功労’で授与
国防部 "事件発生前に決定…60年間 寄与した経緯がある"
← 京畿(キョンギ)北部進歩連帯をはじめとする市民社会団体関係者たちは
20日午後、京畿道(キョンギド)、東豆川市、紙杏(チヘン)駅前で集会を
行った後、キャンプ ケイシーまで行進した。キャンプ ケイシー前に大統領
部隊表彰受賞を祝う横断幕が懸かっている。 イ・スンビン記者. <民衆の声>提供.
去る20日、京畿道、東豆川の米2師団基地前で米軍の性暴行犯罪を糾弾した市民団体
会員たちは茫然自失した。米軍基地キャンプ ケイシー正門前に‘米2師団大統領部隊
表彰受賞を心よりお祝い申し上げます’という横断幕が懸かっていたためだ。
ファン・ワンテク民主労働党東豆川市委員長は21日<ハンギョレ>と行った電話通話で
「10代女性への性暴行を犯した犯人が属した部隊の正門に大統領部隊表彰を歓迎する
横断幕が懸かっていて情けなかった」と話した。横断幕を懸けた主体は‘東豆川市
統合防衛協議会’だ。今、統合防衛協議会議長はオ・セチャン東豆川市長だ。
政府は先月1日、国軍の日を迎え米2師団に「韓米軍事同盟に寄与した功労」 等で
大統領部隊表彰を授けた。国防部スポークスマン室関係者は「今年が米2師団駐留
60周年で昨年夏に東豆川市に大きな水害が発生した時、米軍が復旧作業に積極的に
協力した点を考慮して授けた」と話した。彼は続けて「(性暴行)事件が起こったのは
決定された後で、60年間にわたり寄与した経緯があるので部隊表彰を与えるのは別個と
見た」と付け加えた。米軍の東豆川女子学生性暴行事件は去る9月24日に発生し9月末頃
から明らかになった。
しかし米軍性犯罪が絶えることなく増えている現実で不適切な表彰という批判が強い。
特に性暴行事件発生後、一ヶ月を越えて歓迎横断幕を懸けておくのは不適切だという
指摘だ。ファン・ワンテク委員長は「国防部や政府関係者たちの認識は基本的に
‘感謝’に対する情緒が濃厚だ」として「そのような認識が、米軍の過ちに対する
積極的な抗議を遮断し米軍と韓国の対等な関係を作る上で障害物として作用している」と
指摘した。ファン委員長は「性暴行事件が発生しても歓迎横断幕に何の問題意識も
感じない土台にはそのような固定観念がある」と付け加えた。
これに対して東豆川市関係者は「(性暴行)事件が発生する前に製作したもので、韓米友好
プログラムなどが旺盛に進行される状況なので懸けることになった」として「事件発生後、
不適切だと考えて外すよう措置しようとしたが確認が不十分だった」と釈明した。
URLリンク(news.livedoor.com)