11/11/18 23:53:20.13
人気男性アイドルグループの「ビッグ・バン」や女性4人組の「2NE1」などが所属する音楽会社のYGエンターテイメントは、
11月23日に韓国店頭株市場のコスダックに新規株式公開(IPO)する。今週行われた同社の株式公募は、韓国市場で今年
最大の3兆6000億ウォン(約2520億円)を調達。朝鮮日報など現地メディアによれば応募倍率は560倍まで上昇したという。
同社の公開株数は約125万株、公開価格は3万4000ウォンと提示していた仮条件の価格(2万2100-2万8800ウォン)
を上回った。
同社では、「ビック・バン」のリーダーG-Dragonさんが10月に行った日本ツアーの最中に大麻を吸ったことが公になり、同社は
広告収入などの落ち込みなどが見込まれるとして仮条件の価格を引き下げていた。しかし、実際には仮条件を大きく上回る公開
価格となり、同社やK-POP全体の人気が高いことを示した。
すでに上場しているK-POP関連会社の株価も堅調で、「少女時代」や「SUPER JUNIOR」が所属する音楽会社
SMエンターテイメントの株価は今年3倍に跳ね上がっている。
韓国の文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院によれば、今年上半期(1-6月)のコンテンツ産業の輸出額は前年同期比
27%増の2兆225億ウォン(約1415億円)、特に音楽関連は同64%増の733億ウォン(約50億円)と輸出額および伸び率
で他のコンテンツを圧倒した。
韓国のK-POP人気に重要な役割を果たしているのが日本と思われ、事実、韓国のアイドルが日本に来て活躍するケースが
増えている。日本の音楽市場が韓国に比べ大きいことや、日本の物価水準が高いこと、最近の円高・ウォン安の影響で為替差益
の上積みが期待できることなど彼らが日本に来るメリットは大きい。日本でのK-POPアイドルに対するマスコミの取り上げ方などを
見ると、韓国音楽業界の勢いはしばらく続きそうだ。
ソース(モーニングスター) URLリンク(www.morningstar.co.jp)