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石油元売り大手の出光興産は17日、今冬に灯油が不足する事態に備えて、韓国で灯油を備蓄していることを明らかにした。
電力不足が懸念される今冬は灯油需要が増える可能性があるとみており、被災地である東北地方を中心に供給に万全を期す
ため韓国から緊急輸入できる体制を整えた。出光が海外に灯油を備蓄するのは初めて。
灯油備蓄のため、韓国にタンク数基を確保した。合計のタンク容量は6万キロリットルで、冬季の灯油需要の3~6日分にあたる。
灯油は日本から持ち込み、現在、容量いっぱいの灯油を備蓄している。原油を精製してつくる石油製品はガソリンなどと同時に
精製される連産品で、灯油だけを増産することは難しい。このため灯油在庫が不足した場合に韓国から緊急輸入する。
灯油の国内需要は減少傾向が続いてきたが、電力不足が懸念される今冬は石油ストーブの売れ行きが好調で、販売が上向く
可能性がある。石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーも今年初めて韓国で灯油の備蓄を始めたほか、他の元売り各社も
昨年に比べて在庫の積み増しを前倒しで進めるなど、灯油の安定供給に向けて体制を整えている。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
別ソース(日本経済新聞) URLリンク(www.nikkei.com)