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◆朝鮮の科挙試験に鬱陵島・独島の領土問題が出題された
~大邱(テグ)弁護士協会、17世紀古文書で発見~
写真:大邱(テグ)地方弁護士会独島特別委員会パン・ムンイル弁護士提供
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朝鮮肅宗(1661~1720年在任)時代の科挙試験で鬱陵島・独島の領土問題と関連して、
日本に対処する方策を問う問題が出題されたことを示す古文書(写真)が最初に発見された。
大邱地方弁護士会、独島特別委員会は14日、特別委副委員長のパン・ムンイル弁護士(48)
が、最近、慶北、慶山市、河陽邑社団法人限定研究所大邱・慶北支部で独島関連古文書を
発見し、分析を依頼された専門家が、このような意見を出したと明らかにした。
大邱弁護士会によると、この古文書は、慶北義城地域の士であったシンドクハム
(申德函.1656-1730)が残した文集にある"ジョンチェク(殿策)"の形式の文だ。
A4の用紙サイズは、古文書ではシンドクの策問が1枚半、答える対策が12枚半で、
計14枚になっている。
この文章は粛宗が1693年に発生した欝陵島争界において、科挙の受験者に対策を尋ねて
シンドクハムが応えるという内容を含んでいる。
鬱陵島戦争系は安龍福が鬱陵島で漁労作業をして、日本に拉致された後、
朝鮮と日本の間で発生した鬱陵島・独島の領土紛争を意味する。
以来、安龍福は日本へ行って幕府から"鬱陵島と独島は朝鮮のもの"という
内容の外交文書である書契を受け取った。
独島専門家の閑雅文化研究所ユミリム博士は"文に記載された問題が具体的だという点を
見ると、過去の試験で実際に出題されたと推定される。シンドクハムが展示を受験したときに
出てきた問題や、他の受験者が話した問題を写したものと見られる"としながら、
"いくつかの状況から、1696年に行われた文科殿試である可能性が高い"と明らかにした。
この文でシンドクは"鬱陵島は、遠く日本海にあって江原道に属している。
水路が遠く険しくて島民たちを連れて出ながら、現在空いている。
最近、日本人が竹島と呼びながら、国民らの漁労活動を禁止してくれと要請したが、
我々の立場を説明しても(日本は)聞くつもりはない"とし、"ある者は長寿を送って占拠して
守ろうと言って、ある者は混乱を作らずに日本人の往来を可能にしようと言うが、
国境を楽にして国を安定させる方法を講じて詳細に示すようにしなさい"とした。
これにシンドクは"国内で対策担当者をよく選定して、徳に通じ、日本国内で
不当な領土野心に反対する人々を得ていこう"という方法を提示した。
ユ博士は"ウルルンドジェンゲ関連記録が、朝鮮王朝実録などの官撰史書に残っていて、
科挙の試験にも関連問題が出てきた。当時、鬱陵島・独島問題が国家的な重大事だった
ことを知ることができる"と話した。
ユ博士は、この古文書と関連した論文を"独島研究所領土海洋研究"に発表する予定だ。
朝鮮ドットコム(韓国語) 2011年11月14日14:30
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