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我が国民の中で私たちの歴史の真実を正しく知っている者が果たしてどれほどいるだろうか。
誰も民族の始原を知らない。いま伝えられる話は真実からはるかに遠い。今のままなら根のない
木のように根源はない。明らかに歴史の開始点はあるはずなのに誰一人このような事実に関して
悩まない。どこからきてどこに向かって行くのか知ろうとしないということだ。
私たちが知っていることは日帝強制占領期間に日帝から受けた内容が定説や正論になって今日、
私たちの歴史観として確立され位置づけられたにすぎない。そしてこうした植民史観と事大史観は
既得勢力の価値観として確立され、それに反する歴史をいえば異端視しダブー視して忌避する。
今日、もう一度深く考えてみるべきことは、なぜ日本は日帝治下に我が民族を植民国の民として
統治すれば良いのに、よりによって私たちの文化をそのように徹底して抹殺しようと「文化抹殺政
策」までしなければならなかったのだろうか。さらに主要な名山と聖山に鉄杭まで打ち込んで私た
ちの偉大な精気を切ってしまおうと血眼にならなければならなかったのだろうか。
その中でも特に私たちの古代国家を否定し檀君朝鮮を神話と説話に切り下げ、朝鮮の名前を回
復した李成桂(イ・ソンゲ)を民族の反逆者に糊塗して無理に作った李氏朝鮮王朝の不法性を刻
印し、その命運まで断とうと努めたのか疑問を持たざるをえない。今日を生きる私たちはその真実
を正して明らかにしなければならない。
我が国の上古時代から使ってきた国号は朝鮮であり檀君が治めた時を檀君朝鮮、その後、箕子
朝鮮・衛満朝鮮など支配族が変わってもそのまま継承されてきた。1392年、李成桂が高麗に続き
新しい王朝をたてて再び朝鮮としたので以前の朝鮮は自然に古朝鮮として区別されている。また
朝鮮の意味は「太陽が早く上がる東方の国」と解説していることを「東国輿地勝覧」を通じて知るこ
とが出来る。
我が民族は古くから天を祭ってきた祭司長国である天孫民族であることを彼らは知っていたのだ
ろう。すなわち、朝鮮はこの土地に属したが、その精神は天に属した民族であったという事実を彼
らは鬼神の如く思っていたと見る。だからその気勢を絶たなければならなかったのだ。そして重要
な事実は、この朝鮮が内包していて時至れば産まれることになる天国がこの土地に建てられない
ようにするためであったことを今日、私たちは悟ることになる。
(後略:馬耳山(マイサン)と銀水寺(ウンスサン)の話)
イ・サンミョン編集者
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ソース:天地日報(韓国語) [天地時論]朝鮮は‘太陽が早く浮かび上がる東方の国’
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