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日本固有の領土である竹島(韓国名・独島)をめぐり、韓国側が次から次へと実効支配を強める手だてに出ている。慶尚北道
による管理事務所の建設計画はその一つだ。外務省は計画撤回を求める「申し入れ」をしているが、あくまでも申し入れであって、
「抗議」ではない。韓国側は最近、竹島でファッションショーまで開催したが、これに対しても抗議ではなく申し入れで終わっている。
韓国側がどこまで荒らせば、外務省は抗議をするのか。何とも悲しい日本外交の姿である。
今月2日の自民党本部で行われた領土に関する特命委員会。外務省アジア大洋州局の石兼公博審議官が管理事務所の
建設計画について「申し入れをしている」と答えると、新藤義孝衆院議員はかみついた。
「何を申し入れたのか。中止要請したのか」
これに対し「申し入れというのは、われわれの立場は『やめろ』という話でございます」と石兼氏。
新藤氏は二の矢を放つ。
「申し入れであって抗議ではないのか」
この質問に対する石兼氏の回答が歯がゆい。
「『(建設計画を)受け入れられない』というのを抗議と受け止めることはできると思います。ただ、そういう言葉遣いをしなかったのは、
事業化が決定した段階ではなく途中の段階なので、われわれの立場を申し入れるにとどめた」
抗議と受け止めることはできるが、抗議とは言わない。これを官僚答弁と言わずして何と言おうか。新藤氏はせめて申し入れを
していることを公表してはどうかとただしたが、石兼氏は外交上の配慮からか、公表を拒んだ。
竹島には韓国海洋警察庁の警備隊が常駐しているほか、観光客を上陸させる船着き場やレーダーなどがすでに設けられている。
これに飽きたらず、韓国は竹島近海の日本領海内で「海洋科学基地」の建設計画も進めている。
さらには、10月28日にファッションショーまで竹島で開催された。韓国のトップモデルが朝鮮王朝時代の民族衣装などを身にまとい、
色とりどりの衣装が風に舞った。
朝鮮日報によると、このファッションショーには慶尚北道の金寛容知事もちゃっかり駆け付け、高らかとこう宣言したという。
「独島がわが国の領土だということを、文化的行事を通じて示すことができた。今後もさまざまな形で独島が韓国の領土だということ
をアピールしていくつもりだ」
特命委では、細田博之元官房長官が「領土に関する大展示会」の開催を提案した。竹島が現在どのような状況になっているのか
を国民に知ってもらう試みだ。北方領土や尖閣諸島も扱い、尖閣諸島のコーナーでは昨年9月に起きた中国漁船衝突事件の映像
を流す案も出た。
「100万人目指してやりましょうよ!」
細田氏はやる気満々だ。
外務省は一体、いつまで、やりたい放題の韓国を「申し入れ」だけで済ますつもりなのか。
政府は4日、新党大地の浅野貴博衆院議員の竹島に関する質問主意書に対する答弁書を閣議決定した。浅野氏は、10月
19日にソウルの青瓦台(大統領府)で行われた野田佳彦首相と韓国の李明博大統領との会談で、首相が竹島問題を提起したか
どうかをただした。
これに対する答弁は「本年10月6日の日韓外相会談で竹島の領有権に関する問題を取り上げたこと等を踏まえ、同月19日の
日韓首脳会談では同問題を取り上げなかった」だった。
外相会談で取り上げたから、首脳会談では取り上げなくてよいとの理屈は理解に苦しむ。冒頭で取り上げた管理事務所の建設
を韓国政府の文化財庁が承認したのは、首相が10月19日に帰国してからわずか1週間後の26日だった。
(以下略。全文はソース元でどうぞ)
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
写真=日本固有の領土である竹島
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