11/11/05 12:23:08.08
∞羅援少将「日本の軍事力拡大に警戒を」
日本の東中国海への軍事力増強と南中国海問題への介入の動きについて、人民解放軍の羅援少将は
香港中通社のインタビューに応じ、様々なルートや情報から、日本は陰で軍事力を拡大しているとみら
れ、警戒が必要だと述べた。
◇軍事力増強について日本は説明を
羅氏は、「軍事力増強について、日本はアジア、中国に説明し、過去に戦争を起こした国は、戦争被害国
の共同監視下におくべきだ」と指摘。
日本は近年軍事力拡大の動きをみせており、空軍については、現在の主力戦闘機F-15には欠点があ
り、差し迫った戦力向上の要求があるが、すでにF35が次世代主力戦闘機に決まったと報じられてい
る。メディアが報じるように、これが中国の「殲20」をにらんだ選択かはわからないが、我々は少なくとも
警戒を怠ってはならない。
海軍は特に航空母艦の問題で、日本はひそかに行動を起こしている。ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)
「ひゅうが」と「いせ」はいずれも排水量17000トンに達する。最近ではさらに排水量24000トンの22DDH
を開発中であることがわかった。これはすでに軽空母の基準を備え、敗戦国日本に対する国際社会の
法的制限、日本の平和憲法の範疇を超えている。
◇日本の拡張に強い警戒を
軍備強化と同時に、日本のメディアによると、日本は「南中国海の領有権問題に全面介入」する構え
だ。
羅氏は、域外国家である日本が同問題に介入する目的は3つあると指摘。まず、東中国海の戦略的重
圧を軽減し、中国と南中国海で対立する国との争いをけしかける。次に、経済上、同地域は石油資源
が非常に豊富で、現時点で230~300億トンの石油が確認されており、「第二のペルシャ湾」と呼ばれ
る。日本はこうした資源に目をつけ、経済利益を得ようと目論んでいる。第三に、地理戦略上、南中海
はインド洋と太平洋を結ぶ戦略的要路で、日本の海上生命線にも関係する。世界で2番目に交通量
が多い海上航路で、日本は同航路に頼るところが大きい。
「こうしてみてみると、日本の南中国海問題への介入には魂胆があり、それぞれの行動に拡張を匂わ
せている。最近のベトナムとの海上防衛協力強化、フィリピンとの海上情報共有からも日本の野心が
伺える。中国国民、南中国海周辺国の人々、アジア全体の人々が日本のこうした拡張に強く警戒する
必要がある」と羅氏は呼びかける。
◇すぐ近くで有事があろうと中国は恐れない
中国国防部の楊宇軍報道官は先月26日の定例記者会見で、今年1月から9月にかけ、日本の自衛隊の
航空機による中国近海への偵察回数が昨年同期に比べ44%増加したと述べた。日本の艦艇や航空機
の偵察が頻繁になっていることで、中国の安全性が損なわれ、中国側の軍事訓練に深刻な影響を及ぼ
しており、中日の海域、空域における安全問題を引き起こす根源となっているという。
これに対する軍事的対応として、中国は近海において、海軍、空軍、第二砲兵が協力する立体的な自衛
防御システムを敷いている。羅氏は、「将来の戦争はシステム対システムの争いで、単なる武器争いや
単一兵種の争いではない。日本は優れた装備、作戦能力があるかもしれないが、致命的な弱点もある。
中国の近海防衛力はここ数年大幅に向上した。海軍司令官の呉勝利氏の言葉を借りれば、すぐ近くで
どの国が有事を起こそうが、われわれは恐れない」と語る。
ソース:チャイナネット 2011-11-04 16:13:32
URLリンク(japanese.china.org.cn)
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