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2011年11月2日、韓国紙・朝鮮日報は、韓国の地政学的地位が大きく向上したとのコラムを掲載した。
先日、韓国を訪問した米シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、「全世界で地政学的に最も不利な
位置にある国は、韓国とポーランド」と発言した。しかし、朝鮮日報はこの見方を否定。「長期的な
視野を持つ政治指導者と正確な戦略さえあれば、韓国の地政学的地位は優越的なものになる」と
胸を張った。
この50年というもの、韓国の地図上の位置こそ変わらなかったものの、その他の点では
大きな変化があった。国民総所得は1兆ドル(約78兆円)を突破。かつてのように強国に振り
回されるだけの国ではなくなった。
また、昨年から周辺諸国が朝鮮半島の地政学的重要性を再認識するようになった。訪米した
李明博大統領は国賓待遇で迎えられ、日中は韓国との自由貿易協定(FTA)締結を争っている
状況だ。ロシアも北朝鮮を経由してのパイプラインプロジェクトを打診している。
2011年の韓国外交で最も注目すべきは、日中韓首脳会談の運営などを担当する韓日中事務局が
ソウルに開設されたことだろう。まさに地政学的不利という固定観念が打ち砕かれる事態となった。
事務局長は2年交替で、名称も日中韓事務局、中韓日事務局と変更される予定だが、まず韓中日
事務局として誕生したことは、韓国の影響力を示す象徴的なエピソードだと指摘している。(翻訳・編集/KT)
2011年11月3日9時44分配信
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