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◆中国で急増する整形手術 「福を呼ぶ顔」にしたいと手術に臨む人が増えています。
世界2位の経済大国にのぼり詰めた中国では、経済成長に比例するように、
整形手術の件数も急増しています。
ある病院では、年間2~3割のペースで、整形手術件数が増えている。
中国衛生部の最新の調べでは、中国の美容整形産業は、
23億ドル(およそ1,800億円)規模で、2009年には300万件の手術が行われた。
国際美容外科学会によると、これは、アメリカに次いで世界2位の手術件数となっている。
一方で、手術費用は、欧米の相場をはるかに下回る。
年齢別で見ると、欧米では40~54歳が中心なのに対し、
中国では20~40代が多数を占めている。
そして、何よりほかの国と違うのは、手術を受ける理由。
美容目的だけでなく、「お金持ちになりたい」というもので、
いわゆる「福を呼ぶ顔」にしたいと、手術に臨む人が増えている。
特に、中国南部では、「福耳」ならぬ「福鼻」が好まれるという。
美容形成外科医師は「(中国)南部の人々は、高くて真っすぐで大きい鼻ほど、
縁起がよく、見た目にもいいと考えているようです」と話した。
IT企業の営業担当・ウーさん(28)も、鼻の手術を受けようとしている。
ウーさんは「両親も、とても賛成してくれていて、鼻を手術すれば、
もっと稼げるようになると信じているんだ。
だから、2万元(およそ24万円)の先行投資なんて、どうってことないのさ」と話した。
しかし、手術の管理や規制面で、大きな課題が残っている。
中国国内で、美容整形手術を行うクリニックや医院の数は5万以上だが、
国の基準を満たし、専門知識や設備面で合格を得る施設は少ない状態。
医療事故も多発していて、政府は規制強化に乗り出す構え。
FNN 2011/10/30 18:41
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