【中台】台湾の“二重スパイ”大佐に無期懲役[10/29]at NEWS4PLUS
【中台】台湾の“二重スパイ”大佐に無期懲役[10/29] - 暇つぶし2ch1:水道水φ ★
11/10/29 19:03:09.94
●【海外事件簿】台湾の“二重スパイ”大佐に無期懲役

 台湾の情報部門に所属しながら、中国に機密を漏洩していた“二重スパイ”の大佐が無期懲役の判
決を受けた。台湾では近年、中国側スパイの摘発が相次いでいる。これらの事例からは、巧妙化する
手法や活動領域を広げる中国情報部門の意欲が指摘されている。(田中靖人)

■二重スパイ
 
 今月18日に台湾国防部の最高軍事法院(軍事裁判所)から「利敵スパイ活動従事罪」などで無期
懲役の判決を受けたのは、軍情報局で課長級職だった羅奇正大佐。諜報員の募集や派遣工作などを担
当しており、“二重スパイ”事件として注目を集めた。

 判決文や地元メディアの報道によると、羅大佐は2007年から12回にわたり、台湾当局がビジ
ネスマンの身分で中国に派遣した男性諜報員を通じ、100件以上の情報を中国側に提供。見返りに、
1500万台湾元(約3800万円)相当の金銭などを受け取っていた。

 民間人の諜報員が中国の情報当局に逮捕され、拷問を受けた結果、二重スパイになり、大佐はこの
諜報員に籠絡されて情報を提供するようになった。

 提供した情報には、台湾情報当局内の会議録のほか、台湾側が中国に送り込んだスパイの名簿が含
まれていた。名簿の人数は明らかになっていないが、台湾のスパイ網が打撃を受けた可能性がある。

 2人は昨年10月、羅大佐が軍事機密の入ったUSBを手渡そうとしたところを取り押さえられた。
民間人諜報員は今年4月に懲役3年半の判決を受けた。

■古典的手法?
 
 台湾のスパイ事件といえば、“ハニートラップ(美人局)”の結果、今年2月に逮捕された羅賢哲
少将が記憶に新しい。羅少将は02~05年、タイで駐在武官として勤務中、中国側が差し向けたと
みられる女性と不倫関係になり、台湾に戻った後も情報を漏洩。今年7月、一審で無期懲役判決
を受けている。

 中国側の狙いは、台湾が米国から提供を受けた陸海空3軍の統合指揮通信システムの整備計画
「博勝案」の情報だったとされる。現代の戦闘で枢要を占める指揮通信システムの情報が中国に渡っ
たとすれば、台湾軍は戦闘遂行能力に重大な支障を生じる恐れがある。

 ハニートラップの手法から「古典的」とみられた事件だが、米シンクタンクのジェームズタウン財団
が発行する雑誌「チャイナ・ブリーフ」に7月に掲載された論考によると、羅少将の事例からは中国側
の手法の変化が見て取れるという。

 中台間の「古典的」スパイ手法は、台湾側がビジネスマンの身分で中国に諜報員を派遣し情報を
収集。中国側は逆に台湾人ビジネスマンを恐喝や利益誘導の手法で諜報員に仕立て、台湾軍人に
接触させるのが主流だった。工作の舞台は主に中国国内。つまり、羅大佐の事例に近い。

 この手法が確立した背景には、1970年代末からの改革開放で、台湾人ビジネスマンが大量に
中国に進出する一方、中国側から台湾への渡航が制限されていたことがある。

>>2以降に続く

ソース:MSN産経ニュース 2011.10.29 18:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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