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ヒップダンスや美脚ダンスなど、特徴的で印象に残るK‐POP(韓国ポップ)のダンス教室が、阪神間などで人気を集めている。
レッスンでは、KARA(カラ)や少女時代などアイドルグループの振り付けを完璧にまねる。「かわいかったり、かっこよかったり、
いろんな踊りがあるのが魅力」「楽しくシェイプアップできる」。幅広い世代の女性の心をつかんでいる。
K‐POPダンス教室は東京から広がり始めたといい、最近では、スポーツジムのプログラムとして導入しているところもあるという。
西宮市の2カ所と大阪市北区で今年相次いで開設されたダンス教室「URI ZIP(ウリ・ジップ)」。韓国語で「わが家」という
意味だ。週末の夜、西宮市甲風園1のスタジオを訪ねると、KARAの曲「ジャンピン」に合わせ、女性たちが踊っていた。
指導するのは、KARAや少女時代がデビューする前に教えていたソウル出身のHARU(ハル)さん(30)。「日本でこんなに
ブームになるとは思わなかった。K‐POPの踊りは、曲ごとに個性的な“決め”のポーズがある上、簡単な部分もあるので覚えやすい」
と分析する。
受講者150人の9割以上が女性で、大半はダンス初心者という。20、30代を中心に小学生や50代、親子での参加者もいる。
1曲を2カ月でマスターし、受講者は好きな曲を選んでレッスンを受けることができる。女性講師のYACCH(ヤッチ)さん(37)
=神戸市長田区=は「みなさん、アイドルになりきって踊っていますよ」。
この教室に通う女性5人が意気投合し、KARAのコピーユニットを結成した。29日夜に大阪市で開かれるK‐POPハロウィーン
パーティーでデビューする。三田市の会社員井上愛さん(30)は「テレビを見てまねしようとしたけれど、一人では難しい。同じことが
好きな仲間と練習して、1曲全部踊れるようになると、もっと楽しくなった」と笑顔を見せる。
教室を主宰する丁龍秀(チョン・ヨンス)さん(29)は、西宮市下大市東町でK‐POPを楽しむバーや、歌詞から学ぶ韓国語教室
も運営しており「K‐POP好きな人たちがつながる場になれば」と話す。
ソース(神戸新聞) URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
写真=イベント出演に向けダンスの練習に励む受講生たち
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写真=アイドルのポスターやサインが並び、K‐POP談義が弾むバー
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