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- 韓流ミステリー 舞台は福岡 釜山の巨匠・金聖鍾さんが長編出版 -
新作の「福岡殺人」を手にする韓国釜山市在住の作家金聖鍾さん
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
【釜山・塩塚未】「韓国推理小説の巨匠」と呼ばれる韓国釜山市の作家、金聖鍾(キムソンジョン)さん(69)が、
福岡を主な舞台に殺人事件を描いた長編推理小説「福岡殺人」を出版した。金さんは「韓国の読者に、事件の
緊張感とともに福岡の雰囲気も感じてもらえる作品になった」と自信を見せている。
金さんは韓国の推理小説の第一人者。日本語版も出版された「最後の証人」は、映画「黒水仙」(2001年)の
原作にもなった。
金さんは30年前から年に数回、日本を旅行しており、10年前に「日本を舞台に作品を書こう」と思い付いた。
福岡も数十回訪れたといい「天神の小ぎれいな街並みが気に入っている」と話す。
「福岡殺人」は08年から3年かけ執筆。仲の冷えた夫婦が互いを殺害しようと、福岡などに向かうという
ストーリーで、韓国人の殺し屋やソウルの女性刑事、福岡の警察官が物語を彩る。
執筆中も数回、福岡に渡ったという作品には、「中洲に向かって天神中央公園を過ぎると、遠くの川向こうに
立ち並ぶ屋台の光が見えた」といった描写のほか、主人公が那珂川沿いの屋台「一竜」でラーメンを食べる場面、
殺人犯が大濠公園で仲間と落ち合おうとする様子などが盛り込まれている。
「福岡の屋台が印象的」という金さん。作品では「外国人観光客に人気の福岡市の屋台は許可制で、その数は
増えることも減ることもない」といった説明も登場する。
金さんは来年以降、大阪や東京などを舞台にした作品を書くため、日本の取材拠点を探しており、「釜山に近い
福岡から日本を飛び回るのもいいと考えている」と話す。
(*以下省略しました。)
ソース : 2011年10月29日 01:25 西日本新聞朝刊
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