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- 朝鮮人の強制連行めぐり「ピースおおさか」が“虚偽”展示 写真4枚を撤去 -
朝鮮半島で建設中だった「水豊ダム」の工事現場で撮影されていたことが判明したピースおおさかの
「昭和14年以降の強制連行と強制労働」展示写真(大阪府提供)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
戦争と平和の調査研究と展示を目的に、大阪府と大阪市が出資して設立した財団法人「大阪国際平和センター」
(ピースおおさか)=大阪市中央区=は28日、日中戦争をテーマに、朝鮮人労働者の強制連行などについて展示
された「朝鮮コーナー」の写真4枚すべてが、解説文の内容と異なっていたとして撤去した。
朝鮮半島で撮影された写真を、日本での強制労働の様子と紹介したものや、日中戦争時の写真としていたものが、
大正時代の撮影だったことが判明するなどしたという。いずれも、平成3年の開館当初から展示されていた。
ピースおおさかによると、橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」所属の府議から、今年9月に間違い
ではないかと指摘され、調査していた。
問題が発覚した写真4枚は、日中戦争をテーマにした展示室Bの「朝鮮コーナー」に展示され、朝鮮人の強制連行
と強制労働の解説文と並べて使われていた。
解説文は、強制連行について「昭和14年以降、労働力不足を補うため、朝鮮人を強制的に日本に連行して労働に
従事させた。形式的に募集、官斡旋などと称されていたが実質的には全て強制だった」などと記述。
そのうえで、「ダム建設現場のトロッコ押し」と紹介されていた写真は、出典元の新聞社が発行した出版物を調べた
結果、日本国内の写真ではなく朝鮮半島で建設された「水豊ダム」の工事現場で撮影されたもので、強制連行と
無関係だと判明した。
また「虐待された土木労働者」と題した写真は、同じ写真が、大正15年9月9日付の新聞に掲載されていたことが
分かった。「鉄道工事場での朝鮮人虐殺」としていた写真2枚も、同じ写真が掲載された新聞社の出版物から、
昭和7年に起きていたことが確認できた。いずれも昭和14年以前の写真で、解説文との整合性がとれないと判断した。
ピースおおさかの開館以来の見学者は今年9月末までに計約166万人。近年の来館者の6~7割は、小中学生
や高校生で、主に課外学習に利用されている。
より子供が理解しやすい内容に、展示を変更することを検討しており、25年4月のリニューアルオープンを目指し
ている。
一方で、展示が自虐史観に基づく内容になっていると批判の声が出ており、維新の府議らが今年8月と9月に、
施設を視察。橋下知事は「議会での議論を通じ府民の意思を反映すべきだ」と指摘していた。
ピースおおさかの倉田清館長は「展示を企画した担当者はすでに他界しており、どういう経緯でこれらの写真を使った
のかは、今となっては分からない。20年間も不適切な展示を続けたことをおわびしたい」と話している。
ソース : 産経 2011.10.29 01:30
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