11/10/27 19:19:48.21
●北京の日本大使館、移転できない状態に
日中間の新たな問題が浮上です。北京に新しく建てられた日本大使館が、中国当局から「床面積
オーバー」だとして使用許可が下りず、移転できない状態になっていることがJNNの取材で明らかに
なりました。
北京の北東部に新築された日本大使館。5年前の2006年から、70億円以上かけて建設されま
した。この建物が今、問題になっているといいます。
「完成した新しい大使館ですが、このように玄関の看板には白いボードがはられたままとなってい
ます」(記者)
着工時には地上6階、地下1階、延べ床面積1万2000平方メートルの予定でしたが、この面積
を数パーセントオーバーしていることから、中国側は、見過ごすことができない面積だと主張してい
るといいます。
外務省関係者は、建設中に部屋を増やすよう要望しているうちに、図面では吹き抜けだった部分に
床ができてしまったと話していて、原因は中国側ではなく、日本の外務省の追加注文にあったことを
認めています。
「いま日中関係を見ると、私たちが思っている以上に、中国にとって日本の価値というのは重要性
が減ってきた。(こうした問題が出てきたときに)政治的判断で抑えるという力が働きにくくなっている」
(元外務省国際情報局長 孫崎享氏)
この問題について外務省では、「中国側当局と最終的な調整を行っているところだ」とコメントして
いますが、今年8月に予定されていた移転が年内にできるかどうかすら危ぶまれているといいます。
交渉の行方によっては、中国側に「借り」を作る形にもなり、今後、対中国外交に少なからず影響
を与える可能性もあります。(27日17:47)
ソース:News i - TBS 27日17:47 (リンク先に動画あり)
URLリンク(news.tbs.co.jp)