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【米国―販売】米消費者の自動車信頼度、日系が9位まで制覇
2011年10月27日
URLリンク(auto-affairs.com)
米有力誌のコンシューマー・リポーツ(CR)が現地時間の25日発表したアニュアル・オート・
サーベイによると、米消費者による自動車の信頼度で1位から9位までを日本車メーカーの
ブランドが占めたことが分かった。首位はトヨタ系のサイオン、2位もトヨタ系のレクサス、
3位はホンダ系のアキュラだった。米国メーカーではクライスラー系のジープが最高の13位と
低迷。フォードは前年の10位から20位へと急激に順位を落とした。
同調査は2002年モデルから2011年モデルの車両を保有する消費者130万人に実施したアンケート
調査をもとにCRの専門家が順位を判定するもので、評価対象となったのは28ブランド。CRが
米コネチカット州に保有するサーキットで行う独自調査の結果と合わせてCR誌の推薦モデルに
選ばれるかどうかの基準になる。今回の調査で平均以下とされたモデルはCRの独自調査の
結果が良好でも推薦対象から外されることになっている。
■日本車は96%が平均以上の高評価
日本車は91モデルのうち87モデル(96%)で平均を上回ったが、米国車は97モデル中の62モデル
(64%)、欧州車は58モデル中の37モデル(64%)が平均以上とされた。日本車では、91モデルの
うち24モデルが部門別で最高評価を獲得している。韓国車は現代自の「サンタフェ(6気筒
エンジン車)」と起亜自の「ソレント」以外は平均を上回り、日本車に次ぐ水準となっているもようだ。
フォードが順位を落とした背景には、「エクスプローラー」や「フィエスタ」、「フォーカス」
といった新型車の評価が悪かったことがある。既存モデルである「フュージョン」などは高い
評価を保っているという。
その一方で、マツダは全モデルが平均以上と判定され、昨年から8ランク上昇。レクサスも前年から
7ランク上昇した。ポルシェは前年の2位から27位に転落したが、これは販売台数が少なかったことに
加え、新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「カイエン」の評価が低かったためと説明している。
同誌は広告を掲載しないことで知られ、電子版を含む発行部数は公称800万部。新車販売に最も影響する
媒体の一つとされている。モデル別評価などの詳細な調査結果は11月15日に発行される12月号で
掲載される。
国際自動車ニュース
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