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◆レナウンが唖然とした「残酷」な中国市場
23日夜に放送されたNHKスペシャル「“中国人ボスがやってきた”
~密着 レナウンの400日~」が話題になっている。
中国企業「山東如意科技集団」の傘下になったレナウンが、
中国市場で試行錯誤する姿をさらけ出した異例の番組だ。
中国人の上司から受ける指示に、レナウンの社員は驚きの連続。
なかには、北京の百貨店の出店にこだわるレナウンに対し、
中国側スタッフの「身の丈にあった出店を」という助言もあり、
レナウンの社員は唖然とする。
中国人幹部の数々の指示や、中国人スッタフの仕事ぶりに
「僕らからすると(中国のスタッフは)経験不足」と戸惑いを見せる。
レナウンの社員が新規開店予定の店舗に行くと
「看板のロゴが違う」
「本物のレンガを使うよう指示したのに壁紙で済ませている」
と、はちゃめちゃな状態になっていた。
それにもかかわらず、中国人の担当者は「順調です」と返答する。
レナウンの社員は、日本ではまずありえない事態に、頭を抱える。
ただ、中国では、現地化戦略に成功した企業が躍進している。
レナウンの幹部が、店舗の立地を探しに行くと必ず目につく企業、E-Landもそのひとつ。
このE-Landという韓国企業は、既に中国で多数の店舗を展開している。
E-LandのデザイナーはNHKの取材に対し「こんなデザインの服は韓国じゃ売れませんが
関係ありません。中国で売れればいいのです」とまで言い切る。
レナウンの社員は、中国市場を目の当たりにし「戸惑うだけではダメだ、やるしかない」と
日本でのやり方から方針を転換しようとする。
この番組でさらけ出された、レナウン幹部と中国人幹部の赤裸々なやりとりに、
ネットでも様々な反応が見られた。
Twitterでは「レナウンがやられっぱなしで気の毒」「残酷」というレナウンに
加勢する声から「レナウンが買収された意味がわかった」とやや突き放した声まで
賛否両論に分かれていた。
トピックニュース 2011年10月24日11時26分
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