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先日ドキッとさせられたことがあった。現在公開中の映画「アジアの純真」に主演する女優・韓英恵を取材したときのことだ。
質問に応えてくれていたときは、普通の20歳の女の子だったのに、インタビューを終え、写真を撮ろうとカメラのファインダーをのぞいた
瞬間、ガラリと表情が一変した。挑むようなまっすぐな視線は「アレ? 私写真撮るのうまくなった?」と錯覚するほどだった。
カメラを通すとひときわ輝く、という彼女の資質は「アジア―」の作品中でも遺憾なく発揮されている。姉を日本人に殺された、
在日韓国人の女子高生と日本人の男子高校生がテロを決行するという過激なストーリーから、公開に待ったがかかり、2年遅れの
今秋ようやく公開にこぎつけた。韓は「台本読んだときからずっと『正直、公開できるのかな』って思ってました。だから(公開は)素直に
うれしいです」とかみしめるように話した。
民族問題をテーマにした作品であるゆえ、「反日映画」とも受け取られかねない同作。演じる韓にとってもプレッシャーがあった。
「ギリギリの精神状態でした。カットがかかった瞬間、トイレに駆け込んで涙が止まらなかったこともあった」と振り返る。日本人の母と
韓国人の父を持つ韓は、幼少期には言われのない差別にも苦しんだという。「小学校の時の担任の先生から『日本には韓という
名字はありません』と言われて、ずっと母方の名字を名乗っていた」。毎日をひたむきに生きてきた少女が受け止めるには、つらすぎる
現実だった。
しかし、日本人を憎んだり、自分の出自を恨んだりすることはまったくなかったという。ツイッターやインターネットに端を発し、
最近加熱してきた反韓デモにも理解を示す。「思ってるだけで何にも言わないよりは『こんなとこがイヤだ』って声を上げることができる
のはいいことだと思います。韓国20+ 件とか日本とかではなく『人、ラブ』みたいに言い合える時代が来たらいいですね」。
今は双方の国籍を持っているが、22歳までにどちらかを選択しなければならない。「まだ決めていないんです。決めるにはまず
勉強しないとって」。大学では国際問題を専攻している。偏りのない、まっすぐな視線で将来を見つめている。
ソース(スポーツ報知) URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
参考写真…韓英恵さん
URLリンク(s.cinematoday.jp)
映画「アジアの純真」 オフィシャルサイト
URLリンク(www.dogsugar.co.jp)
映画「アジアの純真」トレーラー
URLリンク(www.youtube.com)
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