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◆<中国人が見た日本>日本はなぜ略奪した文化財を韓国にだけ返し、
中国には返さないのか?
2011年10月19日、中国人ブロガー、金子山(ジン・ズーシャン)氏が
「日本はなぜ中国に略奪した文化財を返さないのか?」と題した記事を
中国のブログサイト・環球博客に掲載した。以下はその内容。
韓国を訪問中の野田佳彦首相が李明博(イ・ミョンバク)大統領との首脳会談の際、
植民統治時代に略奪した一部の古文書を持参するとニュースで知った。
「日韓図書協定」により、日本側が計1205冊を返還することになっているという。
野田首相は首脳会談でそのうちの5冊を韓国側に直接返還する。
では、韓国に返すなら中国や北朝鮮にはいつ返してくれるのか?
我々も同じように日本の侵略の被害に遭ったのに、韓国にだけ返すのはおかしい。
中国が日本から文化財を取り戻すには、自分で金を払って買い戻す、
オークションで落札する、個人の寄付に頼るなど民間ルートしか開けていない。
日韓のように政府主導の協定など存在しない。
韓国と日本はどちらも米国の同盟国。領土問題や侵略戦争に対する認識の違いなど
存在するが、理論上では同じ陣営に属する。
一方、社会制度もイデオロギーも違う中国や北朝鮮には違う目を向ける。
そこからは「冷戦思考」が垣間見える。
いまだに軍国主義の亡霊がブラブラしているのか、中国を「敵視」する態度を時々とる。
略奪した文化財を返すことは過去の償いにもなる。
歴史に関わる重石を取り除かなければ、日本は正常な外交を進めることはできない。
これは日本自身も分かっているはず。日本は略奪した文化財を返すべきだ。
写真:9月、北京で開催された「日本による中国侵略の証拠展」。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
Record China 2011年10月21日(金)20時30分
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)