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2011年10月22日10時47分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
韓国で開催された国際美人コンテストに出場した外国人女性が‘性上納’を要求されたと主張し、
波紋が広がっている。BBCやデイリーメールなど英メディアの報道によると、今月ソウル・釜山
(プサン)・大邱(テグ)などで開催された「ミスアジアパシフィックワールド」大会にウェールズ
代表として出場した女性が、主催側の関係者からこうしたセクハラを受けたということだ。主張が
事実なら、明白な犯罪であるうえ、国際的な恥さらしだ。最近、欧州・米国・オーストラリアなど
世界に広がっている韓流ブームに冷や水を浴びせないか心配される。
被害女性と(株)エリートアジアパシフィックグループなど主催側の主張は食い違っている。
主催側は世界大会で‘性上納’要求は有り得ないことであり、文化的な違いから生じた誤解だと
主張している。出場者を励まそうと韓国でするように背中や肩を軽くたたいた程度だったという。
韓国では外国人女性が不快に思うセクハラが容認されているように弁解する点も納得しがたい。
英国だけでない。カナダ人の出場者など他の女性も大会関係者が肩・腰を触ったと警察に申告した。
警察は徹底した捜査で真相を確認しなければならない。さらに被害女性は英メディアのイン
タビューで、大会関係者が申告を受けて出動した警察にお金を渡して事件をもみ消したと主張した。
この部分についても徹底的に調べる必要がある。美人コンテスト主催側と警察に少しでも過ちが
あれば心から謝罪しなければならない。もしもそういうことがなかったのなら、十分に納得
できる説明し、英国メディアには訂正報道を要請するべきだ。
今回の美人コンテストは運営も未熟だった。参加費用提供の約束がきちんと守られず、食事・
宿泊の不便で参加者の不満が少なくなかった。一部の参加者が大会を放棄して途中で帰ったり、
施設・広報不足で会場の客席を埋められず、ひんしゅくを買った。国に恥をかかせた格好だ。
この際、国際的な公信力を得られない機関・企業が「世界大会」「ワールド大会」を云々
しながら横行できないようにする方法を考えなければならない。
URLリンク(japanese.joins.com)