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[土曜散歩] 憂鬱な「ノーベル賞の季節」
キム・スンファン ポステック教授・物理学科
2011.10.21 18:25:06
今年のノーベル賞はいつの時よりも話題が多かったが私たちにとっては相変らず招待されることが出来ない祭りであった。
昨年キム・フィリップコロンビア大教授がノーベル物理学賞受賞の門の敷居まで行った記憶はもうかすかになり
残念に思う心はより一層深くなる。
（…中略… 今年の受賞者など）
韓国人受賞の展望は暗鬱だがノーベル科学賞の原動力は基礎科学の底辺から出るという真理を再確認してノーベルの季節を
終えよう。 「ノーベル大国」に浮上した日本は去る1917年マックスプランク研究所をベンチマーキングして理化学研究所
(RIKEN)を設立して基礎科学に集中投資して40年余りで湯川秀樹がノーベル物理学賞を初めて受賞する感激を享受した。
我が国は今や国際科学ビジネスベルトに基礎科学研究員を設立するなど国家的に本格的な基礎科学投資を始めている。
今からでも中長期的見識で優秀な若い科学者らを発掘・育成する一方、草の根基礎科学の底辺を広げて基礎科学インフラに
対する投資を持続的に強化していかなければならない。若い科学者が各自の方式で自然と世の中を違うように眺めて思う
存分創意的な研究に没入できる環境を作った後、姜太公のように落ち着いて我慢強く待ってあげよう。ノーベルの道に
王道はない。
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