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外交通商部(省に相当)・世宗研究所・朝鮮日報社による、韓国・日本・中国という3カ国の協力・発展をテーマにした国際
学術会議が19日、ソウル市内の新羅ホテルで開催された。この会議は、韓日中3カ国の協力事務局発足を記念するもので、
3カ国の政府と、3カ国を代表する新聞社である朝鮮日報、日本の朝日新聞、中国の人民日報が参加した。
「平和と共同繁栄の新北東アジア時代のために」をテーマに開催されたこの会議には、李洪九(イ・ホング)元首相、日本の
鳩山由紀夫元首相、中国の唐家セン(「セン」は王へんに「旋」)元外交担当国務委員をはじめ、3カ国の元・現職高官、
外交官、学者ら約200人が出席した。
出席者たちは「北朝鮮問題が解決しない限り、北東アジアの発展と繁栄は図れない」という点で意見が一致した。
李洪九元首相は「66年目に入った韓半島(朝鮮半島)の南北分断問題が解決しない限り、北東アジア、ひいてはアジアが
正常な枠組みで発展することはない」と述べた。孔魯明(コン・ノミョン)世宗財団理事長は「3カ国が協力し、北東アジアをめぐる
安全保障のジレンマを解消できる共通の認識・ビジョン・意志を示すべき」と主張した。
また、慶応大学の国分良成教授は「韓日中3カ国の協力過程で、北朝鮮との関係をめぐり最も苦心しているのは韓国だが、
中国も苦心している。3カ国間の協力から北朝鮮問題を排除してはならない」と語った。
北東アジアでの米国の役割については、韓国・日本側と中国側で意見の違いが明らかになった。中国国際問題研究所の
曲星所長は、米国が韓日と結んでいる軍事同盟について「世界で最も複雑かつ排他的な軍事同盟体制」と否定的な見解を
示したが、ソウル大学のハ・ヨンソン教授は「韓米日関係と韓中関係は二者択一ではない」と反論した。
ソース(朝鮮日報) URLリンク(www.chosunonline.com)