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フォーミュラワン(F1)大会を開催するための費用のうち、最も大きな割合を占めるのが開催
権料だ。開催権料は、大会組織委員会がF1の運営管理を担うフォーミュラワン・マネジメント
(FOM)に支払う費用で、大会1年前に払い込まなければならず、大会が中止になっても返金さ
れない。
14日から16日まで、全羅南道霊岩で開催された今年の韓国グランプリ(GP)の開催権料は、
480億ウォン(約32億円)水準とみられている。一般的に300億ウォン(約20億円)から500億
ウォン(約33億4000万円)の間で決まることを考えると、相対的に高額といえる。FOMに毎シー
ズン払い込む必要があるが、年を追うごとに約10%ずつ引き上げられる。
新たに大会を開催する国(都市)は、はるかに多額の開催権料を支払うことになる。特に、ア
ジアや中東の国々は「参入障壁」を乗り越えるため、通常よりも大幅に高い開催権料で契約を
結ぶという。ナイトレースを唯一開催しているシンガポールは、FOMと2008年から7年契約を結
び、毎年800億ウォン(約53億4000万円)ほどを支払っている。
あるモータースポーツ関係者は「大会招致を希望する国が増えているため、FOMとしては韓国
GPを開催してもいいし、しなくてもいいという状況だ」と説明した。
霊岩= チャン・ミンソク記者
朝鮮日報 2011/10/17
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