11/10/16 17:03:59.04
野田佳彦首相は18日にソウルを訪問し、李明博韓国大統領と19日に首脳会談を行う。国際会議
出席を除き、首相が外国を訪問するのは同国が初めて。会談では未来志向の日韓関係構築を確認。
日本統治時代に朝鮮半島から持ち込まれた「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」などの古文書1205冊の1部を
引き渡すことで最終調整している。
首相が李大統領と会談するのは、9月に国連総会出席のためニューヨークを訪問した時以来2回目。
古文書については6月に発効した日韓図書協定に基づき、12月10日までに韓国に引き渡すことに
なっている。首相はソウルでの会談で、古文書の一部を引き渡すとともに、同10日までの大統領訪
日を招請。帰国時に残りの古文書を持ち帰ることを提案したい考え。
ただ、韓国側は竹島(韓国名・独島)の領有権や元従軍慰安婦の賠償請求権をめぐる国内世論への
配慮から大統領の訪日に慎重で、日程が固まるかどうかは不透明な部分もある。
首相は会談で、2004年から中断している経済連携協定(EPA)交渉について、再開に向けた事務
レベルの協議を加速させるよう働き掛ける。北朝鮮の核問題に関しては、日米韓3カ国の連携強化を
確認する見通しだ。(2011/10/16-14:06)
ソース:時事ドットコム(2011/10/16-14:06)
URLリンク(www.jiji.com)