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◆韓米FTA発効に暗雲か 韓国与野党間の溝深く
米国議会で実施法案が可決された韓米自由貿易協定(FTA)について、
韓国議会の批准が遅れる可能性が出てきた。
両国は韓米FTAの来年1月発効を目指すが、タイムリミットまで時間は多くない
与党ハンナラ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)院内代表と最大野党・民主党の金振杓
(キム・ジンピョ)院内代表は15日深夜に行われたテレビ討論に出演し、
韓米FTA批准案の国会処理に対して討論したが、溝は埋まらなかった。
黄氏がタイムリミットを設けて両党で議論しようと提案したが、金氏は
「時間を区切って論じる問題ではない」と拒否した。
黄氏は、米国の議会批准が韓国国会の批准条件としていた民主党の
これまでのスタンスを指摘。
「条件は満たしたはず。不具合があるなら批准案の処理後に議論しよう」と呼び掛けた。
これに対し、金氏は「なぜ米国に合わせて批准を急がなければならないのか」と
歩み寄らなかった。
金氏は「韓米FTA自体に反対しているわけではない。
国民に与える影響をできる限り少なくし、国益を守るのが政治だ」と主張した。
民主党は国内農畜産業が大きな打撃を受けることなどを理由に、
米国との再交渉を求めている。
一方、政府与党は来年1月の発効を目指し、10月の通常国会での批准を目指す。
聯合ニュース 2011年10月16日(日)15時12分
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