11/10/14 10:24:08.96
※>>1の続きです。
学費面での不公平感も拭えなかった。
毎月、授業料に加え、施設修繕費などとして4万円近い金を納めさせられたが、
学校の設備はボロボロのまま。「お金はどこに行っちゃったんだろう」と感じ続けた。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)職員の子供たちは学費さえ免除されていた。
この事実は他の学校関係者も証言している。
2002(平成14)年の日朝首脳会談で金正日総書記が拉致を認め、
謝罪してから故金日成主席、金総書記父子礼賛や反日教育といった
教育内容は変わったとされる。
しかし生徒が通っていた朝鮮学校では、故金主席の業績を称賛する教科書記述を
暗記させられ、土曜日の課外授業では、北朝鮮の経済発展をたたえる映像を
見させられた。教師は「わが学校は世界的に優れた教育だ」と自賛したという。
補助金問題で大阪府は、教室に掲げた金父子の肖像画を下ろすよう要請した。
初級(小)学校など既に肖像画を取り外した学校も少なくない。
しかし生徒は「小学生のころ、肖像画が外されたが、教室の横の壁に
金日成の別の写真が掲げられた」と振り返る。
神奈川県の補助金問題でも学校側は拉致問題などに関する記述を訂正したとしているが
多くの学校で変わっていなかったことが判明している。
生徒も「絶対変わっていない。教師のメンツを考えると変えられるわけがない」と断言する。
県の要請に、学校側は拉致を描いた映画を上映し、生徒らに感想文を書かせると
約束しているが、生徒は「教師の都合に合わせ適当に書かされるだけだ」とも語った。
こうした状況でも通い続ける生徒がいるのは「幼いときからこの世界に漬かって
日本の学校を知らない」からだという。
授業内容があまりに違い、日本の学校を受験しにくい点も挙げ、「朝鮮学校内で
日本の学校の説明会を開いたりして他の学校に行きやすいようにしてほしい」と訴えた。
※以上です。