【中央日報コラム】「世界の消費者」中国「世界の技術大国」日本を韓国に抱え込め、次は北東アジアFTAだ[10/13]at NEWS4PLUS
【中央日報コラム】「世界の消費者」中国「世界の技術大国」日本を韓国に抱え込め、次は北東アジアFTAだ[10/13] - 暇つぶし2ch1:なつあかねφ ★
11/10/13 13:23:41.54
韓米自由貿易協定(FTA)が近いうちに両国で批准される見込みだ。そうなると次は北東アジア
FTAを考えなければならない。すぐには「世界の消費者」中国、「世界の技術大国」日本を韓国
の経済領域に抱え込むため、長期的には北東アジア経済統合に進むためだ。

韓米FTAの意味は非常に大きい。規模で見てもレベルで見ても、世界1位の経済大国とFTAを
結ぶということで、他のどの国とのFTAよりもその波及は大きくて広い。「いまや韓国も米国と
自由貿易協定を結ぶほど国の水準や対外的地位が高まった」という自信は、すぐに経済的な
恩恵として近づいてくるだろう。07年の推定値によると、韓国に10年間、国内総生産の6%
相当の成長、34万件の雇用、46億ドルの国際収支改善が実現される見込みだ。

こうした経済的効果よりも大きな意味は、数十年間にわたり経済的繁栄を牽引してきたにもか
かわらず、この数年間に乱れた対外指向を立て直すのに寄与するという点にある。

08年のグローバル金融危機を経験した後、専門家だけでなく一般市民もグローバルの‘グ’の
字を見るだけで恐れるようになった。グローバル化を、平常時は経済社会的な格差を深刻にし、
危機になれば直ちに国に莫大な被害を抱かせる怪物のように考えている。この被害意識は「先
進国への輸出を増やすのは難しいから、今後は内需を育てる方向へ進もう」と内部指向的に
変質させた。

韓米FTAが発効すれば大きな変化が見えるはずだ。成長であれ雇用であれ実感できる恩恵を
自由貿易がもたらせば、グローバル化に対する偏見はかなり解消されるだろう。対外指向性を
さらに強化すべきだという進取的な自覚こそ、韓米FTAが私たちにもたらす最も大きな恩恵だ。

経済的な利益や対外指向性に匹敵するほどの恩恵は、他国に韓国が市場や生産基地として
より魅力的に映るという点だ。その結果、韓国とFTA関係を結ぼうという流れが形成される。
欧州連合(EU)がこうした例だ。韓米FTA交渉は、‘北東アジアの関門’韓国との緊密な交流が
持つ意味を欧州に悟らせた。自分たちが抜けた状態で米国とFTAが締結されれば、韓国市場
だけでなく中国・日本市場でも足場を失いかねないという心理が、交渉開始では米国に遅れた
ものの批准と発効では米国を上回るようにEUを後押しした。

他のFTAを引き出す‘FTA強国’韓国のその吸引力を、今は北東アジアFTAの実現に活用
しなければならない時だ。北東アジアFTAや経済統合の話は数年前から出ている。グローバル
危機の前に話を持ち出しながらも、相手を警戒して数年を浪費した。グローバル危機後にはそ
の対応に追われ、お互い関心を向ける余裕がなく、3年という時間を失った。

いま北東アジア3カ国の一次的な関心は国内に向いている。対外的な関心も北東アジアよりも
米国と欧州に集まっている。中国は経済のソフトランディング(軟着陸)、米国との経済摩擦が
主な関心事で、日本はどうすれば国家債務の安定管理と経済再生を同時に成し遂げられるか
に没頭している。FTAへの関心といっても、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)や環太平洋
パートナーシップ(TPP)など北東アジアの外側のものだ。

しかし北東アジア経済統合はもう放置できない段階にきている。1ドル、雇用1件が惜しい時に、
北東アジアの大市場の利益を握るためだ。またグローバル危機や不確実性に対する「集団
経済安保」体制を整えるためだ。個人と同じように経済も団結してこそ生き残れる。

北東アジア3カ国間には、難しい歴史・外交的な障害物、ともすると摩擦が生じる日中間の主導
権争いがある。まさにその点が韓国にとってはチャンスだ。3カ国の中では韓国がこうした障害
物が少ないほうだからだ。もし日中が自ら障害を克服できなかったり、主導権争いの心理を解消
できなければ、韓国は日本と中国とまず2国間のFTAを締結し、‘FTA強国’韓国の吸引力を
動員するしかない。韓国が日中とそれぞれFTAを結ぶことになれば、北東アジアFTAが自然な
形で、より少ない負担で進展するだろう。


中央日報 2011/10/13
URLリンク(japanese.joins.com)


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