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韓国の若手デザイナー10人、パリで展示会開催
イベントでは英語やフランス語で熱い討論
仏のファッション関係者2000人「驚いた」
ソウル市、パリ側に2年間働きかける
江南では韓流ファッションフェスティバルも
9月28日午後7時(現地時間)、パリのアール・デコ美術館で韓国の新進ファッションデザイナー
たちを紹介する展示会が開催された。
このイベントは、韓国の新進デザイナーを海外に知ってもらうためにソウル市が企画した、
グローバル・ファッションブランド育成事業「ソウルズ・テン・ソウル(Seoul's 10 Soul)」に
選ばれたデザイナー(コ・テヨン、キム・ソンホ、キム・ジェヒョン、キム・ジェファン、ペ・
スンヨン、シン・ジェヒ、イ・ソクテ、イ・スンヒ、イ・ジェファン、チョン・ヒョクソ)を紹介する
場だ。ソウル市は、若くて才能のあるデザイナーたちをファッションの中心地パリに紹介し、
ソウルの都市ブランドを高めようとしている。パリのファッション界で影響力のあるパリ・
クチュール組合のディディエ・グランバック会長をはじめ、パリの有名デパートであるル
・ボン・マルシェ、ギャラリー・ラファイエットの関係者など、ファッション業界の関係者約
2000人が参加し、高い関心を示した。
この日開かれたイベント「ソウルズ・テン・ソウル ミート&グリート」では、韓国の若手デザ
イナーたちが自分の作品を2点ずつ展示し、直接説明を行った。天然色の照明が設置された
各展示室に集まった多くの参加者たちは、夜中の0時ごろまでフランス語と英語を交えてデザ
イナーと衣装について熱く語り合った。パリのファッション関係者は「東洋の美に飢えている
欧州の人々の欲求を、この時代が求める感覚でうまく表現している。これまで接することの
なかった韓国のファッションを見て、デザインのレベルの高さに驚いた」と話した。
イベントの最中、韓国のガールズグループf(x)と韓国人デザイナー10人が共に撮影したとき
の映像が流れると、歓声が上がった。続いて、これらのデザイナーが手掛けた衣装を着た
トップモデル、ココ・ロシャの映像も公開された。「Ground Wave」というブランドを立ち上げた
キム・ソンホ氏は、韓紙(伝統的な韓国の紙)や竹、ウールを組み合わせた素材で作った
衣装を披露し注目を集めた。
参加者たちは、スマートフォンでデザイナーたちの衣装を撮影したり衣装について直接尋ね
るなど、興味を示した。フランスの有力日刊紙『ル・モンド』のジョエル・モリオ記者は「韓国
ファッションの斬新さと完成度に感動した。韓国のファッションは海外市場でも十分に競争力
があるとみている。パリで韓国人デザイナーの作品が多く見られることを期待する」と話した。
当初は、パリのファッション業界の敷居が高く苦労した。ソウル市はグランバック会長をはじめ
とするパリ・クチュール組合側に、2009年から韓国人デザイナーの優れたファッションセンスを
熱心に伝えてきた。デザイナーたちの作品をフランスに送るなど、粘り強い「ファッションマー
ケティング」を展開したことが、ついに実を結んだのだ。
10人のデザイナーたちは、先月30日から今月4日にかけて行われた世界最大規模のファッシ
ョン・トレード・ショー「トラノイ」に韓国代表として参加した。トラノイは、パリの衣料ブランド約
10社を含め、海外のファッションブランド100社が参加し、全世界のバイヤー9000人以上と
輸出交渉を行うイベントだ。
ソウル市のアン・スンイル文化観光企画官は「今や韓流だけでなく韓国自体に対する関心が
高まっており、韓国のファッションの地位が着実に高まっていることも実感している。ファッシ
ョンを通じてソウルを知ってもらい『ファッション韓流』が広まることを期待したい」と話した。
>>2へ続きます
朝鮮日報 2011/10/09
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