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「希望の未来号」に多くの人たちを乗せて、北東アジアの平和な未来を作っていこう―。子ども
たちの絵画による交流を通じて、北南朝鮮と日本をはじめとした北東アジアの平和を築こうと
いう趣旨で2001年に始まった、「南北コリアと日本のともだち展」(ともだち展)が、今年も平壌
でのワークショップを行った。今回は色紙を使っての列車製作。東京都、神奈川県内の朝鮮
学校児童6人と日本人小学生1人が、8月22日と25日に綾羅小学校で、23日に長慶小学校で
同校児童らと共同制作を行い、また8月26日には綾羅小で交流会が催された。日本人小学生が
平壌でのワークショップに参加するのは、今回が初めて。
URLリンク(jp.korea-np.co.jp)
真剣なまなざしで列車作りに励む子どもたち
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ワークショップに参加した子どもたちと関係者
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完成した作品を見学する綾羅小のサッカー部の児童
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児童たちの仲はワークショップを通じて深まった(前列右から2番目がたらちゃん)
■子どもたちの願い
「赤色のペンどこ?」「ハサミ貸して」。8月25日、綾羅小の教室には子どもたちのむつまじい会話
が飛び交っていた。
6月の東京に続いて行われた平壌でのワークショップ。子どもたちは列車作りに精を出した。色紙
を使って描き出される、想像性豊かな列車の数々。すべての列車には「窓」が備え付けられており、
みんなが楽しく「乗れる」よう工夫がなされている。
子どもたちはそれぞれの列車に乗る自分自身の絵も描き、その裏にはメッセージを書き込んだ。
「一緒にサッカーをしよう」「みんなで楽しく遊びたい」。メッセージには、子どもたちの素朴な言葉
がつづられていた。
「ともだち展」実行委員会の米田伸次代表は綾羅小でのあいさつの席で、「この列車は、朝鮮と
日本の友好的な未来に向かって走っていく、『希望の未来号』と名づけたい」と話した。
突然の提案だったが、平壌でのワークショップに随行した日本人関係者らは一様に、その提案を
快く受け入れた。
米田さんは、「まずは日本の中で、たくさんの子どもたちにこのすばらしい絵を見てほしい。日本
と朝鮮半島と住む場所は違っても、同年代の子どもたちが平和を願う気持ちを共有してほしい」
と願った。そして、平壌でのワークショップに参加した子どもたちに、「この経験を宝物にして、
『希望の未来』号にもっとたくさんの人に乗せてほしい」と口にした。
>>2へ続きます
朝鮮新報 2011/10/08
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