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- 上海・犬に咬まれた人8ヶ月で10万2000人！～6人が狂犬病発病 -
上海市衛生局の統計によると今年1月から8月末までに上海市で犬などのペットに咬まれた人は
10万2000人に上ることがわかった。そのうち狂犬病の発病が6例報告されているという。東方早報
が伝えている。
報道では野生動物ではなく「各種ペット類に咬まれた人」の人数が10万2000人となっていて、
ほとんどが犬に咬まれている。狂犬病の発病は前年同期は1人だったのに対して今年は6例と増え
ており、上海市疾病コントロールセンターではペットを飼う人に対して、ペットに狂犬病予防ワクチン
の接種を促すとともに、散歩の時には必ずリードでつなぐ、咬み癖がある犬にはくつわを装着する
など飼い主の責任を果たすように警告している。また万が一動物に咬まれた際は一刻も早く狂犬病
ワクチンの接種をするように市民に注意を促している。
日本では絶滅したといわれる狂犬病だが、中国では毎年数千人が狂犬病で亡くなっている。
一時期中国でも野生動物に触れる機会が減ったとして狂犬病対策がおろそかになっていたが、
ここ数年のペットブームでむしろ都市部での発症例が増えている。咬まれなくても皮膚にある小さな
傷口に狂犬病キャリアの動物の唾液がついただけで感染する可能性がある。狂犬病は致死率
100％だ。中国滞在者は十分に注意をしてほしい。
ソース ： エクスプロア 〔2011年10月05日掲載〕
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