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韓国軍は１日、北朝鮮の兵士たちが韓国の島に上陸してきた場合を想定して、
パラシュート降下部隊などでこれを撃退する訓練を公開し、北朝鮮の挑発に万全を期している姿勢をアピールしました。
１日は韓国軍の創設記念日にあたり、中部の都市テジョンにある陸海空軍本部の運動場で、
兵士や関係者合わせて６０００人が出席して式典が開かれました。
この中でイ・ミョンバク大統領は「いかなる挑発もはねつけ、次の世代に安全で平和な国家を引き継ぐのが軍の責務だ」と述べ、
軍が高い士気を持つことに期待を示しました。
続いて、北朝鮮軍が水陸両用車を使って韓国の島に上陸してきたという想定のもと、
パラシュート降下部隊などでこれを撃退するという訓練が公開されました。
訓練では、哨戒機が敵の位置を確認したあと、輸送機からパラシュート部隊の兵士およそ１００人が次々に降下し、
また、攻撃用ヘリコプター１８機も支援に当たりました。
韓国軍は、ここのところ韓国領の小さな島が多い朝鮮半島西側の黄海で北朝鮮軍が活動を活発化させているとみており、
１日の訓練には、北朝鮮の挑発に万全を期している姿勢を内外にアピールするねらいがあります。
NHK 10月1日 21時6分
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