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サッカーのAFCチャンピオンズリーグの準々決勝で、韓国全北現代のホームサポーターが
掲げた「大地震祝い」横断幕の余波が続いており、韓国内で物議を醸している。
そんな中、ある韓国メディアは、サポーターの行動について強く批判する一方、全北球団の
迅速な対応を高く評価した。さらに1月のカタールアジア杯での日韓戦で、日本人サポーターが
旭日旗を掲げたことを例に、日本も反省すべき点は大いにあると論じている。
同メディアは「全北横断幕論争。果たして日本は清らかなのか」と題した記事で、日本が
アジアサッカー連盟や大韓サッカー連盟に抗議文を送るなどして厳しい対応を示したのは
「自分の汚点は消さず、他人の汚点を指摘する姿」と批判、「今まで日本はきちんとした
対処を見せたのか」と問いただした。
記事は、1月のアジア杯で日本人サポーターに旭日旗による応援があったとし、「日本の
軍国主義の象徴」である旭日旗を掲げたことは「韓国を馬鹿にする仕打ち」「スポーツマン
シップに反する行為」「人命被害・自然災害ほど幼稚な応援」などと批判。そのような応援に
対して日本は「1回たりとも謝らず、制止することもなかった」と遺憾を表明。
問題の横断幕については自省のきっかけとすべきとしながらも「日本が私たちに成熟した
応援文化を求め、AFCに提訴する前に自らの行為も1回くらいは振り返る必要がある」
「残念な姿だ」と論評。全北球団の対応をみて「感じる点があるべき」と指摘した。
「大地震祝い」横断幕について韓国でも批判的な声が圧倒的だが、中には「日本の旭日旗応援は?
なぜこっちだけ非難される?」といった声もあり、同記事はそのような声を代弁した形だ。
(編集担当:金志秀)
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