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世界経済と韓国経済に対する悲観的な見通しが相次いで示される中、韓国経済の基礎体力は強固
で、世界的な景気低迷に対する耐性が強まったという楽観的な見通しも示されている。
トーラス投資証券は22日、韓国の輸出条件は良好で、世界経済とは異なる傾向を示すとの分析
を示した。韓国の輸出対象国は欧米以外の新興国が73%を占めるため、世界経済の低迷による
大きな影響を受けないとの見方だ。
同社のイ・ウォンソン研究員は「韓国にとって最大の輸出相手国である中国の家庭所得が急速
に増大しており、世界経済が低迷しても韓国は(他国との)差別化が可能だ」と指摘した。
韓国の輸出全体の24%を中国が占める中、中国の家庭所得は年間10‐24%の高い伸びを示して
おり、先進国の景気低迷による輸出への悪影響を「中国効果」がある程度カバーするとみられ
る。また、今年3月に起きた東日本巨大地震をきっかけに、日本以外に輸入先を多角化する動
きが出て、韓国製品に対する需要が高まっている点も追い風だ。
ゴールドマン・サックス資産運用は最近、韓国をブラジル、ロシア、インド、中国、メキシコ、インド
ネシア、トルコなどとともに、今後数十年間にわたり、世界経済をけん引する8大成長国家に選ん
だ。韓国では2025年には1人当たり国内総生産(GDP)が米国、カナダ、欧州の主要国に次ぐ8位
に浮上し、2050年には欧米と並ぶ水準に達するとの予測だ。韓国企業の自己資本収益率(ROE)
が持続的に改善しており、負債比率が低下するなど、基礎体力が強固な点も、韓国経済に対す
る楽観論の根拠となっている。
リュ・ジョン記者
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朝鮮日報 2011/09/23
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