11/09/21 19:51:21.08
軍の性犯罪に対する認識と対応、処罰に問題があることが分かった。20日の国防委国政監査で
劉承ミン(ユ・スンミン)ハンナラ党議員は「軍の一線現場で大韓民国の将校が関与した性犯罪が
発生しているが、処罰は軽く、女性軍を対象にした指針も時代錯誤的だ」と指摘した。
劉議員は「ある空軍中佐が14歳の少女2人に性暴力を加えたが、転役を前提に停職1カ月の
処罰を下し、ある旅団長が女性軍下士2人にセクハラをした事件の場合も旅団長はその場に置き、
むしろ被害者を転役させるという状況が軍で見られる」と明らかにした。
軍規事故予防教育資料(DVD)も俎上に載せられた。「ノーと言いましょう」というコーナーでは、
上級者が手をしきりに触るなどの行為をした場合、「ひょっとして私の誤解で気分を損なわれる
ことにならないか心配ですが…もちろん大隊長が私をご心配くださる気持ちに全く悪い意図は
ないとは思いますが、私は少し不便です…」と話すことになっている。
また初任女性軍の軍生活案内書にも「軍隊の会食で派手な服装は軍規事故を誘発する。愛きょう
のある話し方や冗談は慎む。派手な衣装は控える」と書かれている。劉議員は「性犯罪の責任を
女性に転嫁させる完全な時代錯誤概念を軍が持っている証拠」と主張した。
◇「軍隊でアジョシとは…」
一線部隊の兵士が他の部隊の兵士を「アジョシ(おじさん)」と呼ぶ問題が依然として続いて
いると指摘された。
20日の国防委国政監査で元裕哲(ウォン・ユチョル)ハンナラ党議員は「一線兵士が他の部隊
や他の軍の兵士を呼ぶ時‘アジョシ’という例がある。兵士をアジョシと言うなら、女性軍は
‘アジュンマ(おばさん)’と呼ぶのか」と述べた。
軍関係者は「1990年代半ばから、兵士が他の部隊の兵士に会えば、年上の下級者である場合
もあり、こうした点などを考慮して階級を問わず‘アジョシ’と呼ぶことが少なくなかった」とし
「‘戦友’または‘上兵’と呼ぶことにしたが、まだ一部の部隊で‘アジョシ’を使っている」と話した。
金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は「現在、呼称問題について研究している」と答えた。
中央日報 2011/09/21
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