【書籍】 慰安婦おばあさんの絵本、日本出版を妨げるのは誰か~翻訳者が「朝鮮籍」在日同胞で[09/13]at NEWS4PLUS
【書籍】 慰安婦おばあさんの絵本、日本出版を妨げるのは誰か~翻訳者が「朝鮮籍」在日同胞で[09/13] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
11/09/14 21:09:01.21

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<花おばあさん>という絵本がある。昨年、日本政府の謝罪をついに受けることなく亡くなった日本
軍慰安婦被害者シム・タリョンおばあさんの胸が痛む理由と、再びそのようなことが起きないよう
望む後世の切実な願いが込められた絵本だ。筆者はこの絵本の編集者だ。

<花おばあさん>は不幸な近代史を共有した韓・中・日三カ国の絵本作家らと出版社が集まって、
「過去を正直に記録し現在の痛みを共有して平和な未来のために連帯しよう」という確約と共に子
供たちに平和のメッセージを伝えるため企画した「韓・中・日共同企画平和絵本」シリーズの一冊だ。

国ごとに4人ずつ12人の作家が絵本一冊ずつ全12冊を作る計画の「平和絵本」シリーズは韓・
中・日三カ国で同じように出版する約束だ。ところが韓国で昨年6月出版され中国でも出版目前の
<花おばあさん>が日本では出版が容易ではない。慰安婦問題を認めない自国内勢力の反発と威
嚇を心配する日本の出版社が行き過ぎる程慎重な態度を見せているからだ。

しかし、だからこそさらに<花おばあさん>は日本で必ず出版されなければならない本で、日本側の
出版社もその点には同意しており、出版のための準備作業をこつこつしている。そのような中、最
近この絵本の日本出版を遅延させることがまたあった。残念なのは事件の背景は不幸な私たち
の近現代史で主演は駐日韓国大使館という点だ。

理由はこうだ。今月中旬、日本出版社の最高責任者と編集者、そして<花おばあさん>を日本語に
訳す翻訳者が来韓して、韓国の作家・編集者とともに日本語版出版のための最後の会議をする
予定だった。ところがその重要な会議が無期限延期になった。駐日韓国大使館が翻訳者の国内
入国を許さなかったためだ。彼が「朝鮮籍」在日同胞だったからだ。

‘朝鮮籍’は日帝崩壊後、当時日本に居住した朝鮮人に自動的に付与された国籍だ。その3年後、
韓半島南北にそれぞれ異なる政府が立ち「在日朝鮮人」には国籍問題と関連して日本に帰化した
り大韓民国国籍を取得して「外国人」として残ったりという選択肢ができた。しかし、北朝鮮は日本
と修交しなかったので北朝鮮国籍を持つことは除外された。

代りに北朝鮮行を希望する在日朝鮮人らは1950年代中盤から1984年まで北朝鮮政府が大々的
に施行したいわゆる‘北送事業’により北に行った。この三種の中でどれも選択しなかった彼らが
すなわち2010年現在の外交通商部推算で約6万人ほどになる‘朝鮮籍’在日同胞だ。日本永住
権だけを持ったまま何の政治的権利も認められない彼らは現在、日本に居住するすべての人々
の中で最も大きく差別を受け佗びしく生きる人々だ。

また、その相当数が祖国の分断を認めず、今は存在しない国‘朝鮮’の国籍に固執しながら一日
も早く韓半島が統一されることだけを待つ無謀なほど純真な人々だ。そして何より彼らは日本帝
国主義の暴圧的植民支配によって根を抜かれた身分になった悲劇的歴史の被害者たちだ。

その被害者の中のひとりが、やはり悲劇的歴史の被害者である慰安婦おばあさんの話を描いた
絵本を翻訳して日本で出版するのはどれほど意味のあることか?
(後略)

ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) [なぜならば]誰が‘慰安婦おばあさん絵本’の日本出版を防ぐのか
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