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↑ニューヨークタイムズに紹介された英雄ミュージカルの一場面
ニューヨークタイムズは8月29日付芸能欄で短期日程ながらマンハッタンで公開されたミュージカ
ル「英雄」(HERO: The musical)を紹介して次のような大きな課題を書いた。「2時間40分の公演で
34曲の歌が登場し、セリフが最小化されている」。
良い話のようだが実際には違う。34曲の前に「何と」という言葉が入りそうだ。ミュージカルに登場
する歌がとても多いという指摘である。ブロードウェーに上げられたミュージカルの上演時間は2
時間40分余り(インターミッション含む)、歌の数は20曲内外だ。人気チャート上位に上がったウィ
キッドは21曲、ビリー・エリオットは16曲でさらに少ない。アバのヒット曲だけで構成され音楽性が
強調されたマンマミーアも歌は24曲が全て。最近封切られた問題作スパイダーマンは21曲だ。
評論記事のタイトルも「34曲の中の善と悪」だ。ブロードウェーミュージカルとスペックが合わない
という間接表現だ。内容は安重根(アン・ジュングン)という韓国の愛国志士の人生を紹介するも
のなのに、あまりに善と悪を強く区分したのではないかと不満を述べている。扇動的ドラマの性格
が強くて商業的ミュージカルに入れるには内容がとても重いという不平もある。
英雄ミュージカルがニューヨーク、マンハッタンに現れて韓国に帰った。初めから商業的成功を望
んで上演されたわけではない。公演もタイムズスクエア近隣のミュージカル劇場街とかけ離れた
65番街リンカーンセンターでなされた。韓国ミュージカルの歴史から見れば明成(ミョンソン)皇后
に続き、韓国が創作ミュージカル不毛の地がないことを見せる意味がある。
英雄ミュージカルは最近、とりわけ米国市場に多く紹介されている韓国文化が商業的商品として
成功したいなら何をすべきか多くのことを考えさせてくれる。ニューヨークは何といっても「世界の
首都」とためらいなく叫ぶ鼻っぱしらの高いところだ。製作者と原産地は後に隠れてひたすら消費
コードに焦点を合わせる非常に商業的なところだ。ミュージカルだけでも小説、映画で先に大衆性
が検証された作品が上がってくることが多い。
もしかしたら韓国ミュージカルが商業的成功水準を超えようとするなら、それ以前に韓国小説や映
画が先にヒットしたらよいかもしれない。米国はアジア市場と質が違う。誇り高くて黒い頭の東洋人
に対する人種的偏見と距離感が知らず知らず作用している所だ。その上に恐ろしい競争が広がっ
ている所だ。逆説的に文化の「コリア」という存在を捨ててこそニューヨークで韓流が生き残るとい
う考えだ。
ニューヨーク消費市場で国籍がそれでも受け入れられるのは食べ物だ。
(後略:米国での韓国の料理・本・服の話)
ソース:マネートゥディ(韓国語) ニューヨークに来た'ミュージカル英雄'と韓国文化
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